デニムジャケットを着こなす!ジージャン大人のメンズコーデ特集
アメカジの代表的アイテム、「Gジャン」。
しかし、カジュアルな要素が強いアイテムなので、着こなしによっては子供っぽくなってしまう事も。
そこで、大人っぽく着こなす方法や、そもそもジージャンってなぜそう呼ばれるのか、と言った基礎知識をご紹介します。
ぜひ、日ごろのファッションにお役立てください!
CONTENTS 目次
- 1 「JEANS」なのに、なぜ「Gジャン」?
- 2 デニムジャケットを着こなすメリット
- 3 デニムジャケットのよくある失敗
- 4 タートルニットにオンした上品コーデ
- 5 白ティー×スラックスのシンプル大人コーデ
- 6 フーディーにジージャンを合わせつつ大人感も出す
- 7 デニムONデニムにアウターをプラスして簡単に着こなす
- 8 ブラックのニット&デニムでモノトーンコーデ
- 9 デニムオンデニムをコートで大人顔にアップデート
- 10 ボアデニムジャケットを使用したデニムオンデニムコーデ
- 11 デニムオンデニムをライダースで大人顔にアップデート
- 12 オールブラックでモダンに仕上げたデニムジャケットコーデ
- 13 シャツとスラックスで合わせたアーバンアメカジスタイル
「JEANS」なのに、なぜ「Gジャン」?
実は英語ではジーンジャケット(jean jacket)と言われます。日本では和製英語のジーンジャンパー (jean jumper) が一般に定着しました。しかし、今では、「ジージャン」ではなく、「デニムジャケット」と呼ばれることが多くなってきており、オジさんと思われてしまうので注意が必要です。
確かに、ジャンパーと言う言葉、あまり聞かなくなりましたよね。
ではなぜ、「JEAN」なのに「G」なのか。これには日本ならではの理由が関係していると言われます。これには諸説ありますが、戦後多くのアメリカ人が日本へ来た際、G.I((アメリカ軍軍人の俗称)が穿いていたパンツを見て、「Gパン・Gジャン」となったと言われています。
デニムジャケットを着こなすメリット
カジュアルな雰囲気とエッジのあるスタイル
デニムジャケットはカジュアルなアイテムです。しかし大人が着用することで洗練された雰囲気とエッジのあるスタイルを演出できます。その結果、若々しさと経験の両方を兼ね備えた魅力的な印象を与えることができます。
シーズンを通じての着用可能
デニムジャケットは季節を問わず着用できる万能なアイテムです。例えば春や秋の薄手のデニムジャケットは、涼しい日や夜に重宝します。一方で、冬の重ね着の一部として厚手のデニムジャケットを取り入れることもできます。
様々なスタイリングの可能性
デニムジャケットは様々なスタイリングに合わせることができます。カジュアルなTシャツやパーカーとの組み合わせはもちろん、シャツやセーターとのレイヤードスタイルも素敵です。さらに、チノパンやスラックスとの組み合わせで、カジュアルからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。
トレンドとの相性
デニムジャケットは長年にわたり、ファッショントレンドに関係なく人気のアイテム。そのため、常に新しいスタイルやデザインのファッションシーンに対応できます。また、大人がデニムジャケットを着こなすことで、トレンドとの相性の良さを示すことができます。
デニムジャケットのよくある失敗
適切なサイズの選択
デニムジャケットはフィット感が重要ですが、あまりにもピッタリしすぎたり、逆に大きすぎるサイズを選んでしまうと、スタイルが乱れたり、体型を不利な形で強調してしまうことがあります。まずは自分の適切なサイズを知り、選ぶことが重要です。
デニムオンデニムの過剰な組み合わせ
デニムジャケットとデニムパンツを組み合わせること自体は一般的です。
しかし、やや難しいコーデなので、慣れないうちからこのコーディネートにチャレンジするには少し不安もあります。例えば、同じ色や質感のデニムアイテムを選びすぎると、全体が一体化してしまい、モノトーンで退屈な印象を与えてしまうことがあります。異なる色調や質感のデニムアイテムを組み合わせてみたり、デニムアイテム以外の素材とのバランスを考えることが大切です。
過剰な加工や装飾のデザイン
デニムジャケットはシンプルなデザインが魅力的なことが多いですが、過剰な加工や装飾が施されたデザインは、時と場合によっては適切でないことがあります。過度なダメージ加工や派手な刺繍などは、大人のスタイルとは相性が悪い場合があるので注意が必要です。
質に加えシルエットも意識
「60年代のヴィンテージ物だ」と自信を持って着たいところです。しかし、そればかりに気を取られてしまっては、お洒落なコーディネートは完成しません。丈が短く、袖や身幅が広いヴィンテージ特有のシルエットを上手に着こなす必要があります。つまり、人気ブランドでも全体のバランスを見ながら着こなさないと、台無しになってしまいます。
それでは、コーディネートを参考に、日ごろのコーディネートに取り入れてみてください!
タートルニットにオンした上品コーデ
POINT
まずは、定番フォースタイプのジージャンを使用したコーデ。ここでは大人っぽく着こなしたいので、インナーにタートルネックニット、ボトムスはウールスラックスで合わせることで都会的な着こなしになっています。さらにスラックスにグレンチェックを用いて知的な雰囲気を感じさせます。
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白ティー×スラックスのシンプル大人コーデ
POINT
こちらもスラックスを使って都会的にコーディネートしています。インナーはシンプルに白ティー。ハイウエストで合わせた、やや太めのスラックスにカットソーをインしています。デニムジャケットの短さと、ウエスト位置が程良いバランスとなっています。
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フーディーにジージャンを合わせつつ大人感も出す
POINT
ジージャンの汎用性の高さは良く知られたところ。フーディーだってもちろん好相性。しかし、サイジングやちょっとした変化で子供っぽくもなってしまう組み合わせ。スポーティーなリブスラックスと白スニーカーで上品さ、大人っぽさをプラスしています。
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デニムONデニムにアウターをプラスして簡単に着こなす
POINT
意外に難しいコーデ「デニムONデニム」。色味や素材の違いがあった方が良い事もあれば、全く同じ方が良い事もあったりと、そんな難しめのコーデ。しかし、アウターを一枚重ねるだけでとても扱いやすい物となります。ミリタリーアウターの中にデニムジャケットをインしていますが、パンツとのつながりが統一感を生んでいます。
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ブラックのニット&デニムでモノトーンコーデ
POINT
これまでのスラックスのコーデに加えて、ブラックニットを採用することでよりシックな印象に。もちろん大人なら、ザノーネやクルチアーニなどの質の良いニットを合わせたいところ。スラックスもニットの質感に合わせてフラノウールなどを採用すると丁度良さそう。
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デニムオンデニムをコートで大人顔にアップデート
POINT
今度のデニムオンデニムはコートを使用したスタイル。足元には革靴やブーツを合わせてあげるとさらに上品です。先程のミリタリーアウターと比べても、アウター一つでこれだけ印象が変わるのも面白いところ。あなたならではの組み合わせを見つけてみては?
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ボアデニムジャケットを使用したデニムオンデニムコーデ
POINT
ボアを使用したデニムジャケットを、温かみのあるブラウンのニットと合わせたコーデ。シンプルながらも気張らない大人を演出しています。さらに上下の色味が若干異なる点も合わせやすさのポイント。
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デニムオンデニムをライダースで大人顔にアップデート
POINT
これまでのデニムオンデニムをさらに大人顔にしてくれる組み合わせ。「ライダースジャケット」を上に合わせて、大人っぽい雰囲気全開です。合わせるライダースはダブルタイプがベター。ジップやベルトの装飾が程良い主張をしており、デニムジャケットと好相性です。
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オールブラックでモダンに仕上げたデニムジャケットコーデ
POINT
色々なカラーがあるデニムジャケットなら、全体をブラックで合わせたオールブラックコーデも可能です。インナーのニット、スラックス、ベルトなどをブラックで統一。さらにアクセサリーなども含め、シンプルに終始しています。テーラードジャケットではなく、あえてデニムジャケットを合わせている点に、玄人感を感じさせます。
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シャツとスラックスで合わせたアーバンアメカジスタイル
POINT
プレッピースタイル的な着こなしから、テーラードジャケットをデニムジャケットに置き換えたようなスタイル。ヴィンテージ感のあるデニムジャケットのカジュアル要素と、ジャケパンスタイルの上品さが見事に融合しています。スニーカーを合わせるなら、スラックスはやや短めで、テーパードシルエットアお勧めです。