ネイビージャケットのカジュアルな着こなし術(春編):30代以上の大人のための紺ジャケコーデガイド
お仕事で使用することの多いネイビージャケット、いわゆる紺ジャケ。
海外のファッションスナップやセレクトショップのスタッフさんなども格好良く着こなしている姿は印象的ですよね。また、大人男性のコーディネートでも、必ず持っておいた方が良いとまで言われる定番中の定番アイテムです。しかし、いざ自分のコーディネートに取り入れてみようと思っても、なかなか上手くいかないことは無かったでしょうか?
この記事では、ネイビージャケットを上手に着こなすポイントや、大人のコーディネートをご紹介して参ります。ぜひこれからのクラシコライフにお役立てください!
CONTENTS 目次
- 1 ネイビージャケットは普段使いして良いの?
- 2 ネイビーに合う色は何色?
- 3 ネイビージャケットとホワイトスラックスのイタリアンコーデ
- 4 紺ジャケにブルーデニムで同系色コーデ
- 5 ネイビージャケットとホワイトを使用した抜け感コーデ
- 6 ネイビージャケットにホワイトのダメージデニムを合わせる
- 7 紺ジャケにシャンブレーシャツでカジュアルなジャケパンコーデ
- 8 ネイビージャケットにポロシャツでスポーティーにコーデ
- 9 グレージーンズを合わせてビジネスコーデを踏襲したコーデ
- 10 ネイビージャケットにピンクパンツで春らしいコーデ
- 11 ネイビージャケットにイエローパンツで春らしいコーデ
- 12 素材使いでジャケットスタイルをラフに演出
- 13 ネイビージャケットとカーゴパンツのコーデ
- 14 ブルー系で統一した爽やかネイビージャケットコーデ
- 15 紺ジャケと青パンツで合わせた同系色コーデ
- 16 ドレスシャツもカジュアルに着こなすクラシコ的感覚
- 17 ネイビージャケットとノーカラーシャツのラフなコーデ
- 18 紺ジャケットコーデをダメージデニムで着崩すコーデ
ネイビージャケットは普段使いして良いの?
結論から言えば、もちろんOKです!
ネイビージャケットは、幅広いアイテムとの組み合わせが可能で、例えば、デニムパンツやベージュやホワイトのパンツ、さらにはカーゴパンツなども合わせてしまう強者までいるんです。
ただし、着こなしのテイストや目指すスタイルによって相応しいジャケットが異なる場合がございます。例えば、明らかにビジネス感の出ているカチッとしたネイビージャケットとリネンのパンツを合わせることや、上下で季節感がチグハグした着こなしなどもこれに当たります。
もちろん、ファッションは自由なので、そんな形式ばった着こなしはしたくない!と言った考えもわかります。しかし、まずは先人が築いてきたベースとなる着こなしを理解し、その上で、「着崩し」たり、「外し」と言われる、通常とは異なる着こなしを行うことで、より大人のファッションが楽しめるのではないかと思います。
ネイビーに合う色は何色?
まず第一にネイビージャケットをカジュアルな着こなしに取り入れる際に、相性の良い色を選ぶことが重要です。ネイビーは多くの色と調和するため、様々な組み合わせが可能ですが、特に以下の色がおすすめです。
ホワイト(白)
ネイビーとホワイトの組み合わせは、清潔感と爽やかさを演出します。また白いシャツやTシャツは、ネイビージャケットとの相性が抜群で、明るく軽やかな印象を与えます。
グレー(灰色)
ネイビーとグレーの組み合わせは、シックで洗練された雰囲気を醸し出します。また濃いめのグレーパンツやセーターは、ネイビージャケットとの相性が良く、落ち着いたスタイルを演出します。
カーキ(深緑)
ネイビーとカーキの組み合わせは、ナチュラルでアースカラーの中でも特に相性が良いです。またカーキ色のチノパンツやジャケットは、ネイビージャケットとの相性が抜群で、カジュアルながらも上品な印象を与えます。また、他の着こなしに比べ、個性をプラスできる点も魅力です。
ベージュ(亜麻色)
ネイビーとベージュの組み合わせは、ナチュラルで温かみのある印象を与えます。またベージュのチノパンツやニットは、ネイビーテーラードジャケットとの相性が良く、リラックスしたカジュアルな雰囲気を醸し出します。
同系色(ブルー系)
ブルー系のデニムパンツは、ネイビージャケットの着こなしを容易に完成させてくれます。また、ホワイトパンツは、派手さもあるので少し抵抗がある方は、まずデニムパンツからトライすると取り入れやすいです。
カラーパンツ
春らしい着こなしをするなら欠かすことのできないカラーパンツ。中でもネイビージャケットと相性の良い色として、ピンクやイエローのようなパステルカラーは好相性です。あまり彩度の高い物や濃い色は難易度が上がってくるので、はじめは抑えめのカラーから挑戦すると良いでしょう。
ネイビージャケットとホワイトスラックスのイタリアンコーデ
POINT
ネイビーとホワイトの組み合わせは、イタリア人男性の着こなしでもお馴染みで、ピッティなどでも度々登場するコーデ。また、インナーをベージュニットで合わせており、程良いカジュアル感を演出しています。さらにジャケットのジャストサイズに合わせ、スラックスも細身で短めに設定しています。その結果レザーシューズの美しさが際立っています。
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紺ジャケにブルーデニムで同系色コーデ
POINT
ネイビージャケットに難なく合わせることが出来るデニムパンツをチョイス。パンツ選びで迷ってしまう方は、イタリアンデニムブランドのような上品なデニムパンツを選べば、間違いなく上品な着こなしが可能です。また、ネイビージャケットだけではなく、他のジャケットを合わせてもコーディネート可能なのは嬉しいポイント。
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ネイビージャケットとホワイトを使用した抜け感コーデ
POINT
ややざっくりした風合いのジャケットに合わせるなら、リネンやコットンなどを使用したシャツ、スラックスを合わせると全体の雰囲気が整えやすい。また、あえてタックアウトしたシャツや、ローファーなどが、大人のゆとりを感じさせます。
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ネイビージャケットにホワイトのダメージデニムを合わせる
POINT
こちらはダメージデニムを使って、もっとカジュアルな要素を取り入れています。また、シューズをネイビースニーカーにし、ジャケットと色を合わせつつ、ダメージデニムとのバランスも保っています。この場合、ジャケットはカッチリし過ぎない、例えばチルコロやエルビーエムのようなカジュアルジャケットを選ぶと良いでしょう。
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紺ジャケにシャンブレーシャツでカジュアルなジャケパンコーデ
POINT
ビジネスシーンで見かける紺ジャケ×グレースラックスの定番コーデ。これをちょっとアレンジしたカジュアルな着こなしです。シャツにシャンブレーシャツを、シューズにはホワイトのスニーカー。たったこれだけの変化ですが、上品な大人のカジュアルコーデが出来上がり。
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ネイビージャケットにポロシャツでスポーティーにコーデ
POINT
暖かい季節になってくると、調湿性に優れる鹿の子素材を使用したコーディネートが重宝してきます。鹿の子は、例えばポロシャツに代表される素材で、湿度の高い日本においては、ジャケットスタイルで大いに活躍します。また、爽やかさと若々しい印象がプラスされる点も魅力です。
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グレージーンズを合わせてビジネスコーデを踏襲したコーデ
POINT
ネイビージャケットにグレーのパンツを合わせた定番のビジネスコーデを踏襲しつつ、パンツをグレージーンズに置き換えています。さらに、使用するアイテムやカラーを抑えていることで、ミニマルで上品なコーディネートとなっています。シンプルなので、最も取り入れやすいコーディネートかもしれません。
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ネイビージャケットにピンクパンツで春らしいコーデ
POINT
合わせているアイテムこそビジネスっぽいですが、カラーにピンクを取り入れることで、カジュアルな装いとなっています。また、原色ではなく、淡いパステル系の色合いが、春らしさを演出しています。
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ネイビージャケットにイエローパンツで春らしいコーデ
POINT
春らしい装いに欠かせない明るい色合い。こちらはイエローを取り入れることで、ネイビージャケットコーデに花を添えています。また、ジャケットもリネン混特有の風合いを備えており、カジュアルなコーデを引き立てています。
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素材使いでジャケットスタイルをラフに演出
POINT
テーラードジャケットを着ると、仕事っぽくなってしまう。でも、素材から遊んでしまえばそのような心配はご無用です。つまりリネンやコットンなどを使用した豊かな風合いのアイテムを選べば、それだけでカジュアルな雰囲気を作り出すことが出来ます。また、淡いカラーは、上品さや余裕を感じさせてくれます。
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ネイビージャケットとカーゴパンツのコーデ
POINT
ネイビージャケットをもっとカジュアルに着こなすなら、カーゴパンツも合わせてみてください。ジャケットがカーゴパンツのカジュアルな雰囲気を引き締めてくれるので、大人っぽく着こなすことが出来ます。また、太いカーゴだと難しそうな方は、スラックス型のカーゴパンツなどもあるので、このようなアイテムであれば、より取り入れやすいでしょう。
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ブルー系で統一した爽やかネイビージャケットコーデ
POINT
やや明るめのジャケットに合わせたのは、ブルーデニム。ブルーとホワイトしか使用していない為、統一感は抜群で、爽やかな雰囲気が溢れています。さらに、デッキシューズを合わせることで、春夏シーズンらしい雰囲気も演出しています。デッキシューズは、ヨットやボートなど船の「甲板(デッキ)」で使用するためのシューズのことで、マリンリゾートを感じさせてくれますね。
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紺ジャケと青パンツで合わせた同系色コーデ
POINT
コットンやリネンのジャケットは、ウールジャケットに比べ、よりカジュアルな印象を演出できます。こちらはブルーのコットンスラックスを合わせ春らしくコーディネートしています。またベルトやシューズにブラックを採用し、コーデを引き締めています。
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ドレスシャツもカジュアルに着こなすクラシコ的感覚
POINT
ドレスシャツ(ビジネスシャツ)も、普段のコーディネートに使ってしまうのはファッショニスタお馴染みの技。また、ここで使うシャツは、シワの無いフライやバルバのような高品質のシャツを着ることで、見た目に美しいだけでなく、最高の着心地を約束してくれます。
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ネイビージャケットとノーカラーシャツのラフなコーデ
POINT
人気のノーカラーシャツならカジュアルな着こなしを演出するのに最適です。特にリネンを使用したノーカラーシャツをジャケットスタイルに合わせれば、ちょっぴりリゾート感のあるコーディネートに。また、足元は白スニーカーを合わせていますが、サンダルなどを合わせた思い切ったコーディネートも楽しめそうです。
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紺ジャケットコーデをダメージデニムで着崩すコーデ
POINT
普段はダメージデニムやスニーカーで西海岸系のスタイリングをしている場合でも、上からジャケットを羽織ってみてください。ホテルでも恥ずかしくない上品な雰囲気を演出できます。ただし、あまりに汚れたスニーカーを履いていると、全体の印象を下げてしまうので、お洒落はやはり足元から意識していきましょう。