30代40代男性のためのノーネクタイスーツのダサくない着こなし術:クラシコイタリアンコーデに学ぶ
スーツスタイルはネクタイがなければ完成しない?そんな旧来の概念を覆す、30代40代男性のためのノータイスーツの着こなし術を紹介します。
もちろん、ネクタイを使用することを推奨する場面もあると思います。しかし、仕事終わりなど、自由な発想で着こなすことで、クラシコイタリアの風格を現代的に表現したお洒落な着こなしを愉しむことが出来ます。
そこで、お洒落でダサくないスタイルを追求するあなたにふさわしいエレガントなルックスを提案します。
CONTENTS 目次
- 1 ノーネクタイはアリ?ナシ?
- 2 ビジネスでの基本的なノーネクタイスタイルの着こなし
- 3 ノーネクタイスーツのコーデご紹介
- 3.1 無地のグレースーツにストライプシャツの定番スタイル
- 3.2 グレージュのストライプスーツを白シャツで爽やかに着こなす
- 3.3 紺のプレーンスーツをシャンブレーシャツで遊ぶコーデ
- 3.4 グレーのチェックスーツにブルーシャツとジレでスタイリング
- 3.5 ブラウンのストライプスーツとブルーのシャツで合わせる
- 3.6 ウィンドーペーン柄が上品なネイビースーツのノータイコーデ
- 3.7 ベージュスーツで創るリゾート感溢れる上級コーデ
- 3.8 カジュアルと洗練が融合した都会的ネイビースーツの着こなし
- 3.9 白シャツが映えるストライプスーツで創る都会的スーツスタイル
- 3.10 エフォートレスシックな着こなしを:ストライプスーツのノータイコーデ
- 3.11 ブラウンのストライプスーツで描くエレガンス&リラックススタイル
- 3.12 都会で縫うエレガンス: モダンなストライプスーツで春夏を先取り
- 3.13 ノーネクタイで楽しむ春夏マローネスーツスタイル
- 3.14 ノータイで楽しむチェックスーツとブルーシャツのコーデ
- 3.15 グレーのチェックスーツを白シャツで着こなす
- 3.16 ネクタイレスで愉しむブラウンスーツとチェックシャツの着こなし
- 3.17 紺のチェックスーツで楽しむノーネクタイの魅力
ノーネクタイはアリ?ナシ?
2005年より環境省の取り組みとしてスタートした「クールビズ」。これによってファッション業界は激変期を迎えたわけですが、それでも今尚ネクタイを付ける方も当然いらっしゃいますし、やっぱりスーツを着る際の基本は「ネクタイ」ですよね。
とは言え、さすがにいつもネクタイをしていなければいけないわけではありません。
お仕事によっては、ノータイOKと言う場合もありますし、特に仕事後の食事や遊びでは、ネクタイを外したい時もありますよね。だから、答えは「アリ」でもあり「ナシ」でもあります。
シーンによって選んでいきましょう。
ビジネスでの基本的なノーネクタイスタイルの着こなし
と、その前に、ビジネスシーンでノータイで着こなすことがあると思うので、まずはビジネスでの基本から。あくまでもお仕事において、スーツは相手に対して敬意を表したり、自身の印象を左右するほど重要なピース。そのため、基本のノーネクタイスタイルを抑えておけば怖いものなしです。
ノーネクタイでも合うシャツを選ぶ
ノーネクタイで着用した際に、綺麗に着こなせるシャツとして、例えば「ボタンダウンシャツ」や「ワイドカラー」、「ホリゾンタルカラー(カッタウェイカラー)」などがあります。このようなシャツを選べば、自然な襟の立ち上がりを楽しむことが出来ます。
シャツのボタンは開け過ぎない
ついつい開放的になりボタンを2つ目まで開けたいところ。しかし、2つ目のボタン位置が高い場合を除いて、お仕事の場面では、まずは1つ開けまでにしておきましょう。派手、もしくはだらしない印象を与えてしまう場合があります。
下着のチラ見えに注意
次に、ボタンを開けた際に、首元から下着が見えると一気にダサくなってしまいます。
シャツ専用インナーなどを活用し、下着が見えないように工夫しましょう。
カッチリし過ぎたスーツは不釣り合い
ノータイは本来のスーツスタイルを着崩した、ややカジュアルなスタイル。
その為、構築的なショルダーラインをした、つまりカッチリしたスーツをノータイで合わせると、少し釣り合っていないような感じになります。そこで、イタリアブランドに代表する「アンコン」仕立てのスーツなどを使用するとバランスがとりやすくなります。
「アンコン」とは、「アンコンストラクテッド」の略で、非構築的と言う意味になります。つまり、スーツのジャケットを構築する「肩パッド」「芯地」「裏地」などが極力省かれた、軽い仕立てのこと。
以上は、ビジネスシーンでの基本的な着こなしでした。
それでは、ノーネクタイスタイルをこれまで以上に自由に格好良く着こなしたい方に、おすすめの着こなしをご紹介していきます。間違っても、仕事で使用して怒られないように気を付けてください。お仕事が終わってからなど、自由に着こなせる場でお試しください!
ノーネクタイスーツのコーデご紹介
無地のグレースーツにストライプシャツの定番スタイル
POINT
このコーディネートでは、上質な生地感と明瞭なストライプが織りなすエレガントな雰囲気が際立ちます。中でも、シャープなカットのジャケットは、スーツ着用の新たなスタンダードを提案しています。
また、やはり目を惹くのは、ストライプ柄が施されたシャツのチョイス。伝統的なスーツスタイルを踏襲しながらも、抜け感と動きのあるスタイルを演出しています。また、胸ポケットには普段使用しないダークネイビーのチーフをセットし、エレガントな雰囲気を強化します。ノーネクタイならではの自由さと品格を兼ね備えたスタイルが完成。
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グレージュのストライプスーツを白シャツで爽やかに着こなす
POINT
春風が街を通り抜ける頃、グレージュのストライプスーツはエレガントな男性を演出します。ネクタイを省くことで、一層の清涼感と現代的な着こなしをもたらし、爽やかな白シャツとの組み合わせがその魅力を引き立てます。さらに、シャツの上から数ボタンをあけて、隙間から覗く肌が抜け感と大人のセクシャリティを加味します。
アクセサリーには、ポケットチーフを加えることで、ほんのりとした色気とトラディショナルな洗練をもたらす一方、シンプルな眼鏡がインテリジェンスを強調します。そして、ベルトや革靴はブラウンを選ぶことで、クラシックとモダニティのバランスを取りながら、統一感のある雰囲気を漂わせることができます。
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紺のプレーンスーツをシャンブレーシャツで遊ぶコーデ
POINT
シャンブレー&スーツの着こなしは、洗練された男性の魅力を一層際立たせます。仕事終わりにシャンブレーシャツに着替えるだけで、より一層自由な着こなしにトライ出来ます。まず、目を引くのは、ネイビースーツの無駄のないシンプルなラインです。それに加えて、軽やかなシャンブレーシャツがリラックスした雰囲気を演出しつつ、シックな色合いで全体のバランスを取ります。
足元には、ベルトと合わせた黒の革靴を選び、その洗練されたデザインが、このコーディネートのクラス感を一層高めています。無造作にかけたサングラスが、こなれた都会的な印象を加える一方、ネイビー系で揃えた統一感が紳士の品格を語ります。
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グレーのチェックスーツにブルーシャツとジレでスタイリング
POINT
グレースーツと絶妙なレイヤリングによる上品なコーディネート。スーツの細かいグレーチェック柄が視覚的に魅力を放ち、織りなす線がスマートな印象を際立たせます。一方で、インナーに選ばれたブルーシャツは、肌色を明るく見せつつ、全体に良くなじんでいます。ここに、さらにジレを重ねることで、一層洗練された印象を与え、同時に個性を演出しています。
また、ポケットチーフを加えることで、細部にまで気配りが行き届いたスタイリングを示しています。足元は、クラシカルなレザーシューズを選び、スーツとの調和を大切にしつつも、全体を引き締める重要な役割を果たします。このスタイルは、ビジネスシーンはもちろん、アフター5の場においても最良の選択となるでしょう。
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ブラウンのストライプスーツとブルーのシャツで合わせる
POINT
春風に誘われるように、カフェテラスでくつろぐ姿を想像させるこのコーディネートは、洗練された都会的魅力に溢れています。落ち着いたブラウンのトーンに躍動感のあるストライプが印象的なスーツと、清潔感のあるブルーシャツの組み合わせで構成されています。
スーツがスリムで洗練されたシルエットを際立たせる一方、シャツがこの暖色系のスーツに対して、さわやかな対比をもたらし、春夏シーズンの軽快さを感じさせます。
また、シャツの首元は適度に開けて、フォーマルとカジュアルの絶妙なバランスを保ちつつ、リラックスしたムードを演出しています。ポケットに差したチーフは、さりげないアクセントを加え、全体の洗練度をさらに引き上げています。
アクセサリーは最小限に抑え、繊細なネックレスで洗練された雰囲気をプラス。足元は、流行を取り入れたローファーを選び、軽やかさとファッション性を両立させています。
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ウィンドーペーン柄が上品なネイビースーツのノータイコーデ
POINT
はじめに、ウィンドーペーン柄のネイビースーツは、上品さを主張しつつも、随所に見られるモダンなシルエットが現代的な感性を映し出しています。その上、深みのあるネイビーは多様なシーンにマッチし、汎用性の高さを感じさせます。
次に、ホワイトのシャツを選び、ボタンを少し外すことで、形式ばった雰囲気を払拭し、抜け感とリラックスした印象を加えています。
足元には、明るめのブラウンシューズを選択することで、自由な着こなしをさらに助けています。さらに、アンクル丈のパンツがシューズを見せることで、抜け感とスタイリッシュさを演出しています。
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ベージュスーツで創るリゾート感溢れる上級コーデ
POINT
春夏の日差しを背に、シンプルなベージュのスーツが輝きます。このコーディネートの中心は、無駄を削ぎ落としたクリーンなシルエットのスーツ。軽やかな素材感が特徴のこのアイテムは、春から夏にかけて最も力を発揮してくれます。一方、シャツはシンプルな無地のホワイトを選び、肌の色と調和する自然な色気を演出。加えて、ジャケットのポケットに挿したポケットチーフがさりげないアクセントになり、さらに、まくった袖が活発でラフな印象を高めます。
そして、足元は黒のスエードローファーで決めて、リラックスムードを表現しています。アクセサリーには、個性を主張するシルバーのブレスレットや腕時計をセレクト。それぞれの要素が絶妙に絡み合い、上質なリゾート感を生み出しています。
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カジュアルと洗練が融合した都会的ネイビースーツの着こなし
POINT
石畳を背景にした都会の喧騒の中で、チェックのスーツが春夏のエレガンスを新たな高みへと引き上げます。コーディネートの鍵を握るのは、深みのあるネイビーのシャツです。ビジネスシーンとは一線を画したエレガントな雰囲気を漂わせています。
また、ポケットに差し込んだチーフは、シャツの色合いと合わせ、全体に統一感をもたらしています。
足元は、ドレッシーな雰囲気をキープしつつ、軽やかさを重視したこげ茶のローファーで完成させます。
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白シャツが映えるストライプスーツで創る都会的スーツスタイル
POINT
オシャレな街並みを歩く、一際目を引くストライプスーツのコーディネート。まず、目に留まるのはそのダイナミックなストライプ。縦長のラインがシャープな印象を与えます。
次に、このコーディネートの魅力を一層引き立てるのが、洗練されたホワイトシャツ。ボタンをいくつか外し、抜け感のあるネックラインがリラックスした雰囲気を演出します。そして、ブラウンのレザーベルトがアクセントになり、クラシックな印象を現代的にアップデート。
さらに、アンコンなジャケットの構造は、涼しげで動きやすい着心地を実現。締め付けることなく自由度の高い動きを可能にし、アクティブなシーンにも対応します。足元は、季節感を重視した軽快なローファーをチョイスし、全体の印象を洗練されたカジュアルに仕上げています。
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エフォートレスシックな着こなしを:ストライプスーツのノータイコーデ
POINT
静かな自信を放つノーネクタイスタイルは、春夏の気分転換にぴったりです。明瞭なストライプ柄が涼しさを感じさせることに加え、視覚効果となりスマートなスタイルを助長します。
さらに、アイスブルーのシャツをネクタイなしで合わせることで、カジュアルながらも品のある雰囲気を実現。ボタンを数個開けることで、抜け感を演出しつつ、適度なリラックス感を取り入れています。また、ジャケットの内ポケットに差し込んだチーフが、さりげないアクセントとして機能的です。
足元にはクラシックなデザインの黒いドレスシューズを選び、都会的な洗練さを漂わせます。このスーツスタイルは、オフィスでもアフター5でも、洗練された大人の余裕を感じさせるのです。
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ブラウンのストライプスーツで描くエレガンス&リラックススタイル
POINT
温かい季節に、この手のストライプスーツはエレガントなリラックス感を演出します。このスタイルは、ベージュとアイボリーの繊細なストライプパターンが特徴で、温かみのある色合いが季節感を引き立てます。さらに、ノーネクタイの襟元は、非公式ながらも洗練されたムードを醸し出し、都会的な軽やかさを感じさせます。
そして、黒のレザーベルトをプラスすることで、カジュアルさとフォーマルさの絶妙なバランスを実現します。足元はシンプルなブラックローファーで決め、洒脱ながらも整った印象に。
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都会で縫うエレガンス: モダンなストライプスーツで春夏を先取り
POINT
モダンなストライプスーツが春夏の装いに洗練されたアプローチを提供します。このコーディネートの主役は、繊細なピンストライプが施されたスーツで、そのクラシックなデザインにノーネクタイの自由さを融合させ、新しいトラディショナルの一面を開拓します。そしてリネンブレンドの軽やかなシャツをさらりと羽織ることで、涼しげながらも品格ある佇まいを実現。
また、配色は、シャープなグレーとソフトなホワイトを基調に、クールな都市風景に映えるシックな印象を構築しています。
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ノーネクタイで楽しむ春夏マローネスーツスタイル
POINT
このコーディネートの鍵は、休日のリラックス感とフォーマルのエッセンスの絶妙なバランスです。大胆なストライプスーツは、春夏の陽光に心地よい明るさを加え、その中にホワイトのシャツを合わせることで、洗練された印象を保ちながらも親しみやすさをプラスしています。
またブラックで揃えたベルトやバッグの選択は、全体のトーンを引き締めつつもシンプルに。足元は、季節感を意識した軽快な革靴でまとめて、洗練された大人のカジュアルスタイルを演出しましょう。
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ノータイで楽しむチェックスーツとブルーシャツのコーデ
POINT
深みのあるネイビーのチェックスーツは、ノーネクタイでも失われない洗練を提供します。ここでのポイントは、カジュアルさと正装の間のバランスを巧みに取ることにあります。淡いブルーのシャツを選ぶことで、涼やかな印象を与え、同時にリラックスした雰囲気を醸し出します。その一方で、スーツのシャープなシルエットはフォーマル感を保持し、装いに重厚感を加えることができます。
加えて、小物使いにも気を配りましょう。例えばポケットチーフや眼鏡といったアイテムは、計算されたアクセントとして機能し、エレガントな着こなしを演出します。スーツのチェックパターンとシャツの色味がシームレスに溶け合い、シックでありながらもフレッシュなスタイルを作り上げています。足元は、適度に肌を見せたブラウンの革靴で抜け感を出し、ノーネクタイスタイルの洗練された大人着こなしを完成させます。
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グレーのチェックスーツを白シャツで着こなす
POINT
ノーネクタイのダブルブレストスーツは新たなスタイルの扉を開きます。この装いの鍵は、伝統と現代の融合です。まずグレーのスーツは、ダブルブレストジレや格式高いチェック柄など、クラシックな要素をふんだんに備えています。一方でその着こなしを見ると大変細身でスマート。都会的な印象を感じさせます。
さらに、現代的なディテールのサングラスや腕時計を添えることで、クラシカルながらもモダンな男性像を描き出します。またアクセサリーは抑えめにし、上質な布地と細部に宿る品質が、自ずとスタイル全体を高めています。そして最後に、足元はエレガントな黒い革靴で締めくくり、都会的な洗練を際立たせます。このように、ノーネクタイのスーツスタイルは、ディテールの見直しとバランス感覚で、昔ながらのフォーマルウェアを新鮮な息吹で満たすことが可能です。
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ネクタイレスで愉しむブラウンスーツとチェックシャツの着こなし
POINT
活気に満ちた社交場で一際目を引くのは、ブラウンスーツの洗練された着こなしです。明るいブラウンのシングルブレストスーツは、日差しに映え、軽快ながらも深みのある色合いが上質さを感じさせます。また、シャープなシルエットと絶妙なフィット感が、洗練された着こなしへと昇華させます。
シャツ選びにおいては、チェック柄が品のある遊び心を加える一方で、首元はオープンにしてリラックスしたムードを表現します。さらに、白のポケットチーフを添えることで、さりげなく洗練された印象を強調しています。そして、足元にはホワイトのスニーカーをセレクトし、カジュアルながらも洗練された雰囲気を演出することで、スーツスタイルを一層引き立てます。
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RECOMMEND
紺のチェックスーツで楽しむノーネクタイの魅力
POINT
このコーディネートは、洗練された大人の余裕を感じさせ、春夏シーズンの軽快さと組み合わせることで一層魅力を放ちます。またネイビーのシャツがカジュアルな雰囲気を漂わせつつも、スーツのチェック柄がフォーマル感を忘れさせません。
さらにアクセサリーの選択にも注意を払い、シンプルながらも存在感のあるサングラスや時計が、個性を引き立てるアクセントになります。そして、全体の印象を締める黒のベルトとシューズがメリハリを加え、洗練された雰囲気を演出します。