イージースラックス・イージーパンツをお洒落に着こなす方法|ダサく見せない大人の正解コーデ術と人気ブランドもご紹介


CATEGOREY

"ALL STYLE"

一見リラックス感のある「イージースラックス」。しかし、穿き方を間違えると一気に“部屋着感”が出てしまう難しいアイテムでもあります。一方で、街では涼しげかつ品よく穿きこなしている大人の男性も多く見かけますよね。では、なぜ彼らはダサく見えず、スタイリッシュな着こなしができるのでしょうか?

本記事では、イージースラックス・イージーパンツをお洒落に着こなすためのポイントをわかりやすく解説。よくある失敗例や差がつくコーディネート、アイテム選びのコツも紹介します。30代・40代以上の大人の男性に向けて、清潔感とこなれ感を両立した「脱・部屋着」スタイルを提案します。

さらに、イタリアブランドを中心に、編集部が厳選したおすすめの8ブランド(ジャブスアルキヴィオ、インコテックス、ジーティーアーなど)もご紹介します。

イージースラックスとは?リラックスと品格を両立したパンツ

イージースラックスとは、ウエストにドローコード(紐)やゴムを採用しながらも、見た目はスラックスのようにきれいめな印象を保つパンツのこと。カジュアルさとフォーマルさの中間をいくデザインが特徴で、30代・40代以上の大人の男性から絶大な支持を集めています。

もともとはスポーティなイージーパンツがルーツですが、近年ではテーパードシルエットやセンタープレスを取り入れたデザインが主流に。見た目はビジネスにも通用するほどスマートでありながら、ウエストや生地にはストレッチや軽量素材を使い、着心地の良さを重視しています。

特にイタリアブランドでは、この「ラクだけど見た目はきちんと」なスタイルが確立されており、ジャブスアルキヴィオインコテックスジーティーアーといったブランドが代表格。リモートワークやオフィスカジュアルが広がる現代において、まさに“今の時代にマッチしたパンツ”と言えるでしょう。

なぜイージースラックスは「ダサく」見えてしまうのか?よくあるNG例

イージースラックスは便利なアイテムである一方、着こなしを間違えると“手抜き感”や“部屋着っぽさ”が際立ってしまうことも。特に以下のようなポイントで「ダサく」見えてしまうケースが少なくありません。

● サイズが合っていない

ウエストがゴム仕様だからといってサイズ感を疎かにすると、腰まわりがもたついて野暮ったい印象に。特にワタリ(太もも周り)が太すぎると、メリハリがなくなりスタイル全体が崩れて見えます。

● センタープレスなし or シルエットがラフすぎる

センタープレスが入っていない、裾が広がりすぎているなど、全体のラインがだらしなく見えるパンツは、きれいめな着こなしには不向きです。リラックス感は大切ですが、大人っぽさを演出するなら、どこかに“締まり”をつくることが必要です。

● トップスとのバランスが悪い

スウェットやオーバーサイズのTシャツなど、ラフなトップスを合わせすぎると、全体が「ただの休日の部屋着」に見えてしまいます。逆にシャツやジャケットを取り入れるだけで、一気に印象が引き締まります。

● 靴選びで失敗している

サンダルやボリュームスニーカーを合わせてしまうと、カジュアル度が過剰になりやすいのも注意点。足元は、まずは革靴やミニマルなスニーカーで品を保つのが基本です。

大人が選ぶべきイージースラックスの条件とは

「楽だから」「穿きやすいから」という理由だけで選んでしまうと、イージースラックスはたちまち“部屋着”感が出てしまいます。大人の男性が選ぶべきイージースラックスには、以下のような3つの条件があります。

1. シルエットに適度なメリハリがあること

テーパードシルエットやスリムストレートなど、裾にかけて自然に細くなるラインは、脚をきれいに見せるうえで重要。特に30代・40代以降は、だぶつきやゆるすぎるパンツを避け、清潔感のある印象をキープすることが求められます。

2. ウエストがイージー仕様でも“見た目がきれい”なデザイン

ドローコード(紐)やゴムウエストでも、外側に紐が見えないタイプや、ベルトループ付きでタックインできる仕様だと、よりきれいめな着こなしが可能です。トップスとの相性も良く、ジャケットとも合わせやすくなります。

3. 素材感に高級感・季節感があること

ウールライクな生地や、上質なコットン、リネン混など、素材選びも重要なポイント。春夏は通気性があり軽快なもの、秋冬はハリや厚みがあり暖かみのある素材を選ぶことで、季節感も演出できます。たとえばインコテックスジーティーアーは、素材と仕立ての美しさに定評があり、大人の装いに最適です。

イージースラックスをお洒落に着こなす3つのポイント

「選び方はわかったけれど、実際どう着こなせばいいの?」という疑問にお応えして、ここではイージースラックスを“手抜き感なく”“上品に”見せるための具体的な3つの着こなしポイントをご紹介します。

1. トップスで「きちんと感」を足す

イージーパンツのリラックス感を中和するには、トップスに“かっちり”とした印象を加えるのが効果的。たとえばシャツやニットポロ、ジャケットなど、襟のあるアイテムを選ぶことで全体の印象が引き締まります。
例えば、ジャンネットのシャツやチルコロのジャケットなどは、カジュアルさと品の良さのバランスが絶妙で、イージースラックスとも好相性です。

2. 足元に革靴やミニマルスニーカーを

コーディネートを格上げする最大の鍵は「靴」です。
イージーパンツにボリュームのあるスニーカーやスポーティーなサンダルを合わせると、リラックスしすぎて“手抜き感”が出てしまいます。そこでおすすめなのが、革靴やレザーサンダル、ミニマルな白スニーカー。ピーティートリノベルウィッチのような、シルエットが美しいパンツには、スッとしたローファーやシンプルなスニーカーがよく合いますね。

3. 「タックイン」か「レイヤード」でメリハリを作る

イージースラックスはウエストがゴムや紐仕様のため、全体が間延びして見えがち。そこで、トップスの一部をタックインしたり、カーディガンやジャケットを羽織って“縦のレイヤー”を作ることで、コーディネートにメリハリが生まれます。
特に春や秋はエルビーエム1911のようなアンコンジャケットを羽織るだけで、大人らしさと季節感がグッと引き立ちます。

シーン別・おすすめコーディネート例(カジュアル・ビジカジ・旅行など)

イージースラックスは、選び方と合わせ方次第で幅広いシーンに対応できる万能アイテムです。ここでは代表的な3つのシーン別に、おすすめの着こなし例をご紹介します。

◆ カジュアルシーン:Tシャツ+軽アウターで抜け感を演出

休日のリラックススタイルには、カットソーやニットTなど、柔らかな素材のトップスを合わせるのがおすすめ。ただし、全体がルーズになりすぎないよう、細身のシルエットを意識しましょう。
足元は白スニーカーやレザーサンダルで軽快にまとめると、こなれ感がアップします。
春秋はチルコロのジャージージャケットをラフに羽織れば、品よく見せつつ動きやすさも両立できます。

◆ カジュアルシーン:ベージュフーディ × イージースラックス × 白スニーカー

シンプルなフ-ディーに、細身のパンツを合わせることでナチュラルな雰囲気に。ラフになりすぎないよう足元は爽やかなホワイトカラーを選ぶのがコツ。

◆ カジュアルシーン:ボーダーTシャツ × グレーパンツ × 白スニーカー

ボーダー柄を主役にした定番カジュアル。グレーのパンツを選ぶことで抜け感を演出しつつ、大人らしい清潔感をキープ。

◆ カジュアルシーン:スウェットフーディ × テーパードイージーパンツ × キャップ

フーディとキャップでストリート感を出しながらも、パンツは細身シルエットを選ぶとバランスが取れた都会的なカジュアルに。

◆ ビジネスカジュアル:ニットポロ × イージースラックス × ローファー

Tシャツよりも上品で、シャツよりも柔らかい印象のニットポロは、ビジカジに最適。グレーのパンツとローファーを合わせれば、知的かつ涼しげな印象に。

◆ ビジネスカジュアル:シャツジャケット × ブラックパンツ × 黒スニーカー

軽量なシャツジャケットとミニマルな黒パンツは、春秋の通勤にも◎。全体をモノトーンで統一するとクリーンな印象が際立ちます。

◆ ビジネスカジュアル:ベスト(ジレ) × グレーパンツ × ドレスシャツ

スーツほど堅くならないが、きちんと感のあるジレスタイル。ベルウィッチのような適度に艶のあるパンツを選ぶと、品良くまとまります。

◆ ビジネスカジュアル:シャツ&ジャケットで品よくまとめる

リモートワークやオフィスカジュアルでは、きれいめシャツとジャケットを組み合わせたスマートな装いが◎。
ジャブスアルキヴィオピーティートリノのイージースラックスは、シルエットが美しく、ウエストゴムでも上品に映えるため、ビジネスシーンでも違和感がありません。
トップスにはジャンネットのシャツ、アウターにはエルビーエム1911の軽量ジャケットを選べば、簡単に好印象な“デキる大人”コーデが完成します。

◆ 旅行・出張:快適さと品の良さを両立するセットアップ風スタイル

移動の多い日こそ、ストレスフリーなイージースラックスが活躍。
上下で素材感を揃えたセットアップ風コーデにすると、荷物を減らしつつ着回しも効きます。
例えばインコテックスジーティーアーのパンツに、同系色のニットや軽アウターを合わせれば、移動も観光も快適でスマートに。バッグやスニーカーを黒で統一すると、都会的な印象に仕上がります。

◆ 旅行・出張:リラックスジャケット × デニムイージーパンツ × ローファー

ホテルやカフェなど室内で過ごす時間が長い旅行には、脱ぎ着しやすいジャケットが便利。パンツもシワを気にせず履けるデニム生地をセレクト。

◆ 旅行・出張:薄手ブルゾン × アンクル丈パンツ × スニーカー

空港や新幹線の移動中も、軽量ブルゾンならストレスフリー。アンクル丈で足首を見せて抜け感を出せば、リラックス感と清潔感を両立できます。

◆ 旅行・出張:リネンシャツ × ベージュパンツ × トートバッグ

暑い季節の出張や観光には、リネン素材のシャツで通気性と見た目の涼しさを確保。アイボリーやベージュでまとめれば上品な旅スタイルに。

大人の男性におすすめのイージーパンツブランド8選

イージースラックスを“ダサく”見せないために重要なのが、ブランド選びです。シルエットや素材にこだわった信頼できるブランドを選ぶことで、快適さとスタイルを両立することができます。ここでは、イタリアブランドを中心に、大人の男性におすすめしたい8ブランドをご紹介します。

1. ジャブスアルキヴィオ(giab’s ARCHIVIO)

イージースラックス人気を牽引する代表格。ウエストにシャーリングを施した独自仕様「マサッチョ」シリーズは、履き心地の良さと美脚シルエットを兼ね備えています。オンオフ問わず使える1本として定番化しています。

2. インコテックス(INCOTEX)

伝統と革新を併せ持つパンツ専業ブランド。高級感ある素材使いや、繊細なディテール、洗練されたラインが魅力。ドローコード付きのイージーモデルも展開されており、ビジネスシーンにも映える仕上がりです。

3. ジーティーアー(GTA)

立体的なパターンメイクで定評があるジーティーアーは、穿くだけで大人らしいシルエットが決まるブランド。イージースラックスも例外ではなく、テーパードの美しさとウエストの快適さを両立したアイテムが豊富です。

4. ピーティートリノ(PT TORINO)

トレンド感のある洗練されたデザインが特徴。美脚ラインに加え、軽やかな穿き心地や遊び心あるカラーバリエーションで、都会的で知的な印象を演出できます。ビジネスにもカジュアルにも対応可能。

5. ベルウィッチ(BERWICH)

南イタリア発のブランドで、リラックス感と洒脱さを兼ね備えたシルエットが魅力。ウエストゴムやドローコードを使いながらも、きれいめな印象を崩さず、旅や日常使いにぴったりの一本が見つかります。

6. エルビーエム1911(L.B.M.1911)

本来はジャケットで有名なブランドですが、同系統のパンツも展開。上品でリラックスした素材使いとフィット感にこだわり、イージースラックスもセットアップとしての汎用性が高く人気です。

7. チルコロ(CIRCOLO 1901)

ジャージー素材を中心に展開するブランド。とろみのある柔らかい生地感と、美しいシルエットを両立させたパンツは、まさに“きちんと見える快適着”。ストレッチ性も抜群で、移動が多いシーンに◎。

8. ジャンネット(Giannetto)

本来はシャツブランドとして知られるジャンネットですが、イージースラックスと相性抜群のシャツコーデを提案できるブランドとしても人気。シャツと合わせたバランスの良い着こなしには欠かせません。

よくある質問(Q&A)|サイズ感や丈の合わせ方は?

イージースラックスを初めて選ぶ方や、コーディネートに悩んでいる方からよく寄せられる疑問について、ここでQ&A形式で解消していきます。

Q1. イージースラックスはサイズ選びが難しいのでは?

A:基本は“ジャストサイズ”を選ぶのが正解です。
ウエストがゴムやドローコードで調整できるからといって、小さめや大きめを選ぶと、やけに窮屈に見えたり、腰まわりがもたついて野暮ったく見える原因に。ヒップから腿にかけて適度にフィットし、裾にかけて自然にテーパードしているシルエットを選びましょう。

Q2. 裾の長さはどのくらいが理想ですか?

A:くるぶしが軽く隠れる程度がベストです。
アンクル丈〜9分丈が今の主流。短すぎると軽薄に見え、長すぎるとだらしなく見えるため、靴とのバランスを見ながら微調整を。ジャケパンなどでドレッシーに着る場合は、ワンクッション程度でもOKです。

Q3. ウエストがゴム仕様だと、見た目に響きませんか?

A:タックインするなら、ゴムが見えにくいデザインを選びましょう。
外側にドローコードが出ているタイプは、トップスを出して着るカジュアル向き。きれいめに着こなしたいなら、内側に調整紐が隠れているタイプか、ベルトループ付きのモデルがよりスマートです。

Q4. イージースラックスは洗濯できますか?

A:ブランドや素材により異なります。
ウールやリネン混など繊細な素材は、基本的にドライクリーニング推奨。コットンやポリエステル混素材であれば家庭洗濯できるモデルもあります。ブランド表示を確認し、必要に応じてアイロンやスチーマーで整えるときれいな見た目をキープできます。

まとめ|イージースラックスで“こなれた大人”になるために

イージースラックスは、“快適でお洒落”という理想を叶えてくれる大人のためのパンツです。ウエストゴムやドローコードによるリラックス感を持ちながらも、シルエットの美しさ・素材の上質さ・コーディネート次第で、品格あるスタイルに昇華できます。

ただし、選び方や合わせ方を間違えると「だらしなく見える」「部屋着っぽくなる」といった失敗に繋がるのも事実です。だからこそ、以下のポイントを押さえることが重要です。

  1. 細身テーパードやストレートなどの美しいシルエットを選ぶ
  2. ウエスト仕様は見た目の“きちんと感”を意識する
  3. トップスや靴で引き締め・バランス感覚を意識する
  4. ジャブスアルキヴィオやインコテックスなど、信頼できるブランドを選ぶ

シーンごとに最適な着こなしを選べば、ビジネスから休日、出張まで幅広く対応できる万能アイテムに。
“こなれた大人の余裕”を演出したいなら、今こそイージースラックスをワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか?

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