
春スーツの着こなし術|30代40代が軽やかに見せるクラシコイタリア流コーデ

春のスーツは「軽く見せる」ことが重要です。素材・色・Vゾーンの選び方を間違えると、一気に冬の装いに見えてしまいます。
30代40代の大人が品格を保ちながら、軽やかに見せる方法を、実際の着用感とともに解説します。
季節の移ろいに合わせて、ファッションも変化させる。これが大人の装い。
春スーツが重く見える理由

春になっても冬と同じ装いをしていませんか?
特に多いのが次の4つです。
- 濃紺無地一択
- 目の詰まった冬用ウール
- ダークトーンのネクタイ
- ブラックシューズ固定
実際に撮影を重ねる中で感じるのは、
写真にしたときに“抜け”がないと一気に重く見えるということ。
春は光が強くなる分、装いの軽さがより強調されます。
気持ちだけでなく、自然界にも緑や明るい色が増え、より明るい印象が馴染みます。
クラシコイタリア流・春素材の選び方
春はまず「生地」を変えることが第一歩です。
例えば以下のような物があります。
フレスコ/平織り

細い糸を撚り合わせる際に、糸を強く撚り、さらっとした肌さわりと、高い通気性を実現した織物のことです。
通気性が高く、ドライなタッチ。
立体感があり、風を通すため春から初夏に最適。
ナポリ仕立てとの相性も抜群で、
Stile Latino(スティレラティーノ)などの軽やかな構築と好相性です。
サマー・トロピカルウール/平織り

細いウールの糸を平織という織り方で織った織物のことで、綾織り・ツイルなどの織り方に比べて、とにかく生地を薄くすることができます。細い糸を使うことで、生地はより薄くなり、薄ければ保湿性が小さくなり、風も通りやすくなります。
滑らかで軽く、落ち感が美しい。
動いたときのドレープが自然で、都会的な印象に。
LARDINI(ラルディーニ)などの春夏モデルでも多く見られます。
リネン混

わずかな節が抜け感を生みます。
堅くなりすぎず、ビジネスでも許容される春素材。
ラグジュアリー路線では Kiton(キートン)などのナポリブランドが秀逸です。
春に合うスーツの色
春は“明度”が重要です。
ライトグレー

最も万能。
実際に屋外撮影をすると、光の反射で自然に軽く見えます。
また、無彩色であるグレーは、ネクタイの色やシャツの色、靴の色など、何と合わせても抜群のコンビネーションを発揮します。
明るめネイビー

濃紺よりも青みを強める。
白シャツとのコントラストが柔らかくなります。また、太陽の光を受けて、より爽やかに色を放ちます。
ライトブラウン(マローネ)

今回特に推したいのがライトブラウン。
春の日差しと相性が良く、
ネイビーよりも柔らかく、グレーよりも温かみがある。
実際に着用すると、周囲との差別化が自然にできます。
大人のゆとり、上品さを狙うなら試してみたい色ではないでしょうか。
春のVゾーンで差をつける

春は白シャツ固定から脱却。
- サックスブルー
- 生成り
- 淡いストライプ
さらに、ネクタイも濃色よりペールトーンを取り入れる。
このように、Vゾーンに明るさを作るだけで、同じスーツでも印象は大きく変わります。
春スーツ実例スナップ12選
ベージュチェックスーツ × ブルータイ × クラッチ コンセプト “都会的ミニマル”

ストライプネイビー × グリーンタイ “攻めのVゾーン” ブラウンオックスフォードシューズ。ミラノ風ビジネス街

ブラウンスーツ シャドーチェック アイスブルーのシャツ ネイビーのレジメンタルタイ

ライトグレーダブル × ラベンダータイ “色気のあるエレガンス”をカフェテラスで

日焼けしたイタリア人男性のグレースーツとTシャツのコーデ イタリアの街中

ナポリネイビー × ベージュタイ × ブラウンスエード 明るいVゾーンコーデ

ライトブラウン × ブラウンシューズ 石畳の上での撮影

グレースーツ × ペールブルータイ ペールカラーで統一した涼し気コーデ

グレー × ローファー 足元で軽快さを出す40代からの男性のコーデ

ライトブラウン × ブラウンシューズのコーデ。40・50代男性のノータイコーデ

ライトグレー × ダブルモンク グリーンのネクタイが映えるコーデ

ライトネイビースーツ × サックスシャツ×ブラウンネクタイ|知的で上品

ネイビー × ベージュタイの落ち着きと春らしさを感じさせる。大人コーデ

ライトグレースーツ × サックスシャツにネイビータイで爽やかに

まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
春スーツは、
✔ 素材を変える
✔ 色の明度を上げる
✔ Vゾーンで軽さを出す
この3点が基本です。
さらに、重厚さよりも“余白”。
それが春のクラシコイタリア。
ぜひお店で、皆さまに最高の一着を見つけてください。
毎日ラインナップも変わりますので、ぜひお楽しみ下さい。






