シャンブレーシャツを格好良く着こなす方法!30代からのダサくならない大人のコーデ特集
「シャンブレーシャツ」―その軽やかでありながら上品な魅力は、どんなシーンにもマッチする万能アイテムです。また、30代からの大人の男性が、シャンブレーシャツを主役にしたダサくならない、洗練されたコーディネート術を取り入れることで、これまでのコーディネートの幅を大きく広げます。
この記事では、シャンブレーシャツの特徴と魅力を掘り下げつつ、どのように着こなせばより一層その魅力を引き出せるのか、具体的なコーディネート例と共に解説していきます。さらに初心者から上級者まで、すぐに取り入れられるスタイリングを伝授します。これを読めば、あなたもシャンブレーシャツの魅力を最大限に活かしたコーデを楽しめるようになります。
シャンブレーシャツとは?
シャンブレーシャツの「シャンブレー」とは、生地の名前の事。このシャンブレーは、「タテ糸に先染めした色糸・ヨコ糸に白糸(もしくはタテ糸とは別の色糸)」を使った平織り生地のことをいいます。また、一般的には、ブルー系の色を使用したシャツが多いですが、タテ糸のカラーは変えることが出来る為、昨今では様々なカラーのシャツが登場しています。さらに、コットンを使用した物を中心とし、その他にリネンを使用したものなどもあります。爽やかな色も相まって、特に春夏シーズンに取り入れやすいアイテムです。
また、元々ワークウェアとして広まった事もあり、カジュアルな着こなしにも向いており、幅広いコーディネートが可能な点も魅力的です。
一方、似たアイテムで、ダンガリーシャツやデニムシャツがありますが、「シャンブレー=平織り」に対して、「ダンガリー&デニム=綾織り」と製造方法が異なります。見た目はほとんど変わらないのですが、別物になります。
コーディネートの失敗例とその対策
テイストのチグハグ
綺麗めのスタイリングをしたい場合に、ワークテイスト強いシャンブレーシャツではカジュアル感が強すぎ、ちょっとチグハグ感が否めません。
自分の表現したいスタイリングにあったシャンブレーシャツをセレクトすると良いでしょう。
不適切なカラーマッチング
シャンブレーシャツと他のアイテムの色がうまく調和しないと、コーディネート全体がバランスを欠き、不格好に見えてしまいます。そのため、ベーシックカラー(白、黒、グレー、ベージュ、カーキなど)のアイテムと合わせることで、シャンブレーシャツを際立たせることができます。また、シャンブレーシャツが明るい色の場合は、ダークトーンのパンツを選ぶとバランスが取れます。
サイズ感のミスマッチ
シャンブレーシャツが大きすぎるか小さすぎると、だらしなく見えたり、窮屈な印象を与えてしまいます。自分の体型に合ったサイズのシャンブレーシャツを選びましょう。具体的には、肩の線がちょうど肩の端に合い、袖の長さが手首にかかる程度が理想的です。着丈の長さも、タックインするのかタックアウトするのかでも変わりますので、理想とする長さを把握しておきましょう。
目立つ着用感
最後に目立つ汚れや色あせなどの使用感は、大人の着こなしを格下げしてしまう要因の一つ。定期的な洗濯やクリーニングはもちろんですが、ネックの色あせなどが目立ってきた場合は、買い替え時かもしれません。
場合によってはアイロンがけも
カジュアルシャツなのでアイロンは不要と思われるかもしれませんが、ジャケットやスラックスを使用したドレカジコーデをする場合は、シワシワのシャツだと格好がつかないですよね。シワが目立つときは、アイロンをかけるなど対策を講じましょう。
これらの対策を取り入れることで、シャンブレーシャツを使用したコーディネートをより一層洗練されたものにすることができます。シャンブレーシャツの魅力を最大限に活かし、スタイリッシュな着こなしを楽しんでください。
シャンブレーシャツ大人のコーデ特集
シャンブレーシャツとカーキスラックスのコーデ
POINT
シャンブレーシャツをTシャツの上から軽く羽織るだけで、ライトアウター感覚で楽しむことが出来ます。この場合、ドレスシャツに近いデザインのタイプではなく、胸ポケットが付いているなど、ややカジュアルなシャンブレーシャツの方が合わせやすいでしょう。また、タックアウトしても丁度良い長さになるように、着丈の長さに注意しましょう。
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シャンブレーウエスタンシャツのヴィンテージ風コーデ
POINT
シャンブレーシャツの中でも、ショルダーヨークやフラップポケットなどがデザインされた、ウエスタンシャツを取り入れるとアメカジ感がアップします。もとはアメリカ西部のカウボーイたちが着ていたワークシャツに由来するシャツなので、男らしさも演出できます。また、5ポケットパンツやチノパンツなど、ワーク感のあるパンツは好相性です。
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シャンブレーシャツのワークスタイルコーデ
POINT
シャンブレーシャツの持つワークテイストにマッチするカーゴパンツを合わせています。また、より都会的に着こなしたいなら、タックインでスッキリとした着こなしにすることが出来ます。さらに、足元もロールアップしたパンツに、スニーカーを合わせて、スッキリとした印象にしています。
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ホワイトデニムパンツとシャンブレーシャツでイタリアンコーデ
POINT
クラシコイタリアの象徴的アイテム「ホワイトデニム」をボトムスに合わせています。また、ブルーとホワイトの組み合わせは、晴天を彷彿とさせる清々しいコーディネートですので、まさに晴れた日の着こなしとして最適。シャツにインナーを着る場合があると思いますが、Vの深さが深い物や、シャツ専用インナーなどを使用し、外からインナーが見えないように配慮するとエレガントな着こなしになります。
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シャンブレーウエスタンにカーゴパンツでアメカジコーデ
POINT
ここでは、ウエスタンシャツをライトアウターのようにカットソーに羽織っています。また、Vネックのカットソーよりも優しい印象のラウンドネックのカットソーが丁度良い感じ。さらに、カーゴパンツにありがちな見た目の重さを軽減するべくロールアップして、ホワイトスニーカーを合わせています。都会的なカーゴパンツを探すなら、例えばジーティーアーのようなブランドはおすすめです。
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シャンブレーシャツにデニムでオールドアメリカなコーデ
POINT
リネン混シャンブレーシャツにデニムパンツを合わせたコーデ。上下で色合いが近いので、やや玄人向きの着こなしです。素材やカラーに差があると、より合わせやすくなります。さらに、サンダルを合わせれば、南国リゾートを思わせるような程良い抜け感のコーデが完成です。
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シャンブレー×ウールスラックスで大人のドレカジコーデ
POINT
シャンブレーシャツは、なにもカジュアルな着こなしだけではございません。それに加え、ウールスラックスなどで合わせたドレスカジュアルなコーディネートにも使いやすいんです。この時、ウエスタンシャツやワークシャツなどではなく、ドレスシャツに近いデザインのシャツを選ぶと、程良いバランス感で上品にコーディネートできます。
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シャンブレーシャツonテーラードジャケットのコーデ
POINT
シャンブレーを使いこなすことが出来れば、いつも白シャツに合わせているテーラードジャケットにだって合わせることが出来ます。さらに、足元はスニーカーでも良いですし、革靴で合わせてもOK。このように、シャツがシャンブレーに変わるだけで、コーディネートの幅が一気に広がりますね!
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シャンブレーシャツをジャケパンスタイルでキメる
POINT
紺ジャケと白パンの組み合わせは、クラシコイタリア好きには欠かせないコーデ。そこにシャンブレーシャツを加えると、とてもバランスよくコーディネートできます。カジュアルで使うなら、素足履きでドライビングシューズなどを合わせても良さそうですね。こちらは、革靴とソックスでしっかり感のあるコーデになっていますので、ビジネスなどでも活用できそうです。シャンブレーの彩度を抑えることで、お仕事で使いやすいシックな雰囲気です。
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シャンブレーシャツにカーキのワークパンツでコーディネート
POINT
シャンブレーのラフな雰囲気が、ワークパンツの男らしさとマッチしており、飾らない男の着こなしと言った感じ。また、足元にボイルブランシェやフィリップモデルなどのラグジュアリーなスニーカーを合わせると、より都会的で洗練された雰囲気を作り出せます。