
春夏に差がつく!大人のカジュアルスーツ着こなし術とおすすめブランド&コーデ集|ラルディーニ?タリアトーレ?それとも?

春夏の装いにおいて、スーツスタイルを堅苦しく見せずに爽やかに着こなす“カジュアルスーツ”が注目を集めています。リネンやコットンといった軽やかな素材を活かしたコーディネートは、大人の余裕を感じさせつつ、季節感もたっぷり。この記事では、春夏シーズンに取り入れたいカジュアルスーツの着こなしポイントをはじめ、おすすめブランドやスタイリング例まで幅広くご紹介します。ビジネスカジュアルや休日スタイルをワンランクアップさせたい方は必見です。
CONTENTS 目次
1. はじめに:春夏にカジュアルスーツを取り入れるメリット
- 軽やかさと清潔感を両立できる
春夏の装いに求められるのは、見た目の軽やかさと爽やかさ。カジュアルスーツは、リネンやコットンといった自然素材や通気性に優れた軽量な仕立てにより、見た目にも涼しげで軽快な印象を与えます。また、シルエットや配色に気を配ることで、大人らしい清潔感も演出可能。暑い季節でもだらしなく見せず、きちんとした印象を保ちながらも、堅苦しさを感じさせない絶妙なバランスが魅力です。 - オンオフ問わず使える万能性
カジュアルスーツの大きな魅力は、その使い勝手の良さにあります。シャツや革靴と合わせれば、ビジネスカジュアルとしてオフィスにも馴染み、Tシャツやスニーカーと組み合わせれば、週末の外出やディナーにもぴったりなリラックススタイルに早変わり。上下セットでの着用はもちろん、ジャケットだけ・パンツだけといった単品使いもできるため、着回し力も抜群です。シーンを問わず活躍する一着は、まさに大人のワードローブに欠かせない存在と言えるでしょう。 - 暑さ対策とスタイルアップを同時に叶えるアイテム
春夏の装いでは、暑さ対策が欠かせません。しかし、ただ涼しさを重視するだけでは、見た目がカジュアルすぎてしまうことも。そんな悩みを解消してくれるのが、春夏仕様のカジュアルスーツです。通気性に優れた素材やアンコン仕立ての軽やかな着心地が、蒸し暑い日でも快適さをキープ。一方で、セットアップで着こなすことで自然とスタイルが整い、全体の印象をスマートに引き締めてくれます。涼しさと品の良さを両立できる、まさに大人のための理想的なアイテムです。
2. 春夏カジュアルスーツの着こなしポイント
春夏のカジュアルスーツスタイルを楽しむうえで、押さえておきたいのが素材・色・合わせるアイテムの選び方です。軽やかでありながら、洗練された印象を演出するためのポイントを順にご紹介します。
2-1. 素材選びがカギ(リネン・コットン・ウール混・ポリエステルなど)
春夏のカジュアルスーツ選びにおいて、最も重要ともいえるのが「素材選び」です。季節に適した素材を選ぶことで、見た目の涼しさだけでなく、着心地の快適さも大きく変わります。

まず定番は、リネン素材。通気性と吸湿性に優れた天然素材で、ナチュラルな風合いと軽やかな表情が魅力です。コットン素材は、肌触りの良さとカジュアルな印象を両立でき、ジャケパンスタイルにも最適です。きちんと感を求める方には、ウールとリネンの混紡素材もおすすめで、上品さと涼しさのバランスが取れた一着に仕上がります。

さらに近年注目されているのが、ポリエステルやナイロンを使用したスポーティーな素材感のスーツです。シワになりにくく、速乾性やストレッチ性に優れており、アクティブな日常や出張時にも最適。機能性と現代的な雰囲気を両立した、新しい春夏スーツの選択肢として注目されています。
シーンや好みに応じて、こうした多様な素材の特性を活かしたスーツ選びを楽しみましょう。
2-2. インナーはTシャツ?シャツ?シーン別に提案
カジュアルスーツの印象を大きく左右するのが、インナーの選び方です。
ビジネスカジュアルやオフィスシーンでは、オックスフォードシャツやバンドカラーシャツなどのきちんと感のあるアイテムが好印象。


一方、オフの日やリラックスしたスタイルを楽しみたいときは、無地のTシャツやポロシャツで程よい抜け感を演出しましょう。


色味はジャケットと馴染むものを選びつつ、白やネイビー、グレーなどのベーシックカラーが汎用性抜群です。
2-3. 足元の選び方(革靴、ローファー、スニーカー)
足元の選び方で、全体の雰囲気が大きく変わります。
きちんと感を出したいときは、革靴やローファーを合わせて品格のあるスタイルに。

こなれた印象を加えたい場合は、スニーカーとの組み合わせもおすすめです。白スニーカーは清潔感があり、どんなカラーのスーツとも好相性。

また、素足風に見せるローファー×インビジブルソックスも、春夏らしい抜け感を演出できます。
2-4. 色選びで季節感を演出(ベージュ・ネイビー・グレー・ライトブラウンなど)
春夏のスーツは、色選びでも季節感を表現しましょう。
ベージュやライトグレー、ライトブラウンといった明るめのカラーは、爽やかで柔らかい印象を与えます。
一方、ネイビーは引き締め効果がありながら、素材や仕立て次第でカジュアルダウンもしやすい万能色。色数は抑えつつ、トーンを揃えることで、全体のまとまりが良くなります。




2-5. ジャケットの着崩しテクニック(袖まくり、ボタンの留め方など)
春夏のカジュアルスーツスタイルでは、適度な“抜け感”が大切です。
- 袖や裾を軽くまくるだけでも、こなれた印象に。
- また、ボタンは全部留めずに羽織るといった着こなしも、ラフすぎず自然なスタイルに仕上がります。
- インナーやパンツとのバランスを見ながら、堅さを和らげる工夫を取り入れることで、季節に合った涼しげなスーツスタイルが完成します。


3. おすすめカジュアルスーツブランド6選(春夏に活躍)
LARDINI(ラルディーニ)
TAGLIATORE(タリアトーレ)
CIRCOLO 1901(チルコロ)
BOGLIOLI(ボリオリ)
Hevo(イーヴォ)
LBM1911(エルビーエム)
OTHER BRAND
4. コーディネートを格上げする小物選び
春夏のカジュアルスーツスタイルをより洗練された印象に仕上げるためには、小物の活用が欠かせません。ちょっとしたアイテムの選び方ひとつで、全体の雰囲気が大きく変わります。
レザーシューズ・スリッポン
カジュアルスーツに上質な印象を加えるには、足元から。レザーシューズはスーツスタイルに欠かせない定番アイテムですが、春夏は軽快さを意識して、ローファーやスリッポンタイプを選ぶのがおすすめです。特にスエード素材や薄めのソールを選べば、リラックス感と品格のバランスが絶妙。素足風に見せることで、季節感のある抜け感も演出できます。
ストローハットやサングラス
日差しが強くなる春夏には、ストローハットやサングラスといった季節小物がスタイリングのアクセントに。ストローハットは装いにリゾート感を加えつつ、カジュアルスーツとの相性も抜群。上品なツバ広タイプを選ぶことで、大人の余裕が漂います。また、サングラスは顔まわりに洗練された印象を与えるだけでなく、実用性も兼ね備えた万能アイテム。フレームのデザインを選べば、スーツスタイルを都会的に仕上げることができます。
レザートート・クラッチバッグ
スーツスタイルに合わせるバッグは、実用性と見た目のバランスが重要。春夏の軽装でも品の良さを保つなら、レザー素材のトートバッグやクラッチバッグがおすすめです。レザートートは容量もありながら、きちんと感があり通勤にも休日にも対応可能。クラッチバッグはミニマルな印象を与え、軽快なセットアップスタイルに絶妙なアクセントを添えてくれます。
外しのスニーカー
春夏のカジュアルスーツスタイルでこなれ感を出したいなら、“外し”としてのスニーカー使いが効果的です。特にクリーンな白スニーカーやレザー素材のものを選ぶと、カジュアルすぎず都会的な印象に。Tシャツやノーカラーシャツと合わせたときにも好相性で、全体のバランスを軽やかにまとめてくれます。堅すぎない印象を作りたいときの心強い選択肢です。
5. シーン別・春夏カジュアルスーツのおすすめコーデ










6. まとめ|春夏こそ楽しみたい“軽快で品のある”スーツスタイル
暑さの増す春夏シーズンでも、カジュアルスーツを上手に取り入れれば、快適さとお洒落を両立した大人の装いが完成します。素材選びや色使い、小物とのバランスに気を配ることで、きちんと感を保ちながらも涼しげでこなれたスタイルが実現可能です。
オンにもオフにも活躍するカジュアルスーツは、一着あるだけで着こなしの幅がぐっと広がる頼れる存在。ぜひこの季節ならではの“軽やかで品のある”スタイルを楽しんで、自分らしい春夏のスーツコーデを見つけてみてください。