黒ライダースジャケット・革ジャンで大人の着こなしを身に着ける。魅力や失敗しない選び方をご紹介
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男らしさ溢れるブラック革ジャンの魅力
いつもの着こなしに加えるだけで、ワイルドで男らしい要素をプラスしてくれるライダースジャケット（革ジャン）。さらに、男性だけでなく、女性のコーディネートにおいても、マニッシュな雰囲気を醸し出せるアイテムとして人気です。
しかし、品質の良い物は高価な場合がほとんどです。
そこで、こちらではライダースの魅力をお伝えすると共に、種類、失敗しない選び方などをご紹介して参ります。
ライダースジャケットとは？
ライダースジャケットは、元々はバイクに乗る時のために設計されたジャケットです。そのため、特徴として、耐久性や保温性能、防風性能などが高く、レザー素材であることが一般的です。さらに、その洗練されたデザインと汎用性の高さから、ファッションアイテムとしても広く受け入れられています。最近では、レザーもラムレザーのような柔らかい物から、コットンやウール素材のものも増え、豊富なバリエーションがあります。
ライダースジャケットの種類
まずライダースジャケットには、「シングルライダース」と「ダブルライダース」の2つのデザインがあります。
さらに、昨今ではデザインが豊かになり厳密にライダースとは異なるものの、ショート丈のレザーブルゾンを広義でライダースと呼ぶ場合もありますが、これは例外としておきます。
シングルライダース
一つ目は、前の合わせが一重になっているのが「シングルライダース」。シンプルでスリムな外観が特徴で、洗練された印象を与えます。スタンドカラータイプや、襟付タイプなどがございます。
ダブルライダース
対して、前の合わせが二重になっているのが「ダブルライダース」。ジャケットの前身頃が重なるように合わさるタイプです。さらに、シングルに比べると重厚感があり、ダブルブレストのテーラードジャケットのような雰囲気を持っています。金具などのパーツが多いため、やや派手な印象を与えることがありますが、ファッショナブルで目を引くスタイルです。
黒のライダースジャケット・革ジャンを取り入れるメリット
では次に、ライダースを取り入れることで、どのようなメリットがあるのでしょうか？
いくつかご紹介して参ります。
スタイルとクラシックな魅力
ライダースジャケットは、クラシックでタイムレスな魅力を持っています。それでいていつの時代においても古く感じさせない唯一無二の存在です。また、相手に対しスタイリッシュで格好良い印象を与えます。
汎用性と着こなしの柔軟性
実はこのアイテムは非常に汎用性が高く、様々なスタイルに合わせやすいです。カットソーやパーカーに合わせたカジュアルな装いだけではなく、タイドアップしたシャツやスラックスなどのフォーマルなアイテムとの相性も良く、多くのスタイルと組み合わせることができます。
高い機能性
レザージャケットは一般的に耐久性や保温性が高いなど、機能面でも優れています。また、通常は肩や肘にパッドや補強が施されていることが多く、バイクライディングなどのアクティビティにも適しています。
さらに、キズや汚れなどもレザー特有の経年変化として愉しむことが出来る上、ブラックは汚れが目立ちにくい点も魅力です。
ファッションのアイコン性
最後に、映画や音楽などのポップカルチャーにおいてもファッションのアイコンとして頻繁に登場し、その人気は絶えることがないありません。
そのため、上手に取り入れることで自身の持つ価値観や世界観をファッションを通じて表現することが出来ます。
このように、ライダースジャケットや革ジャンは、その汎用性とスタイリッシュな外観から、男性だけでなくに女性にも愛用されるファッションアイテムです。
よくある失敗例
サイジングがおかしい
まずどんなに有名なブランド、高価なジャケットでも、サイズ感を間違えてしまうと、着られている感が出てしまいます。
だから、まずはタイトめのジャストサイズをおすすめします。
サイズで迷う場合、3つくらいのサイズを着比べると良いでしょう。
ネットショップなど、実際の比較が出来ない場合は、手持ちのアウターの肩幅、身幅、袖丈などの実寸を測り、比較すると間違いないでしょう。
テイストやブランド選び
次に重要となるのが、「ブランド」や「テイスト」選び。
Schott（ショット・米）、VANSON（バンソン・米）、Lewis Leathers（ルイスレザー・英）のようなトラッドを代表するブランドに合わせたコーディネートを楽しみたいのか、またはサンローラン（SAINT LAURENT）やセリーヌ（CELINE）のようにモード系にしたいのか。
さらに、EMMETI（エンメティ・伊）やCinquanta（チンクアンタ・伊）、HERMES（エルメス・仏）、BRUNELLO CUCINELLI（ブルネロクチネリ）のように、大人っぽさや品質を楽しみたい場合など。
長く愛用できるアイテムだからこそ、ご自身の表現したい雰囲気に合わせたジャケット選びが重要となってきます。
素材選び
最後に重要となるのが「素材選び」。
革の厚さや種類によってジャケットの雰囲気は変わってきます。
例えば、厚手の牛革（カウレザー）は無骨でワイルド、且つカジュアルな雰囲気。
次に馬革（ホースレザー）は、牛革ほどの厚みや耐久性はありませんが柔軟性に優れており経年変化も楽しむことが出来ます。
さらに、上品さや着心地、高級感を味わうなら羊革（ラム・シープ）が良いかもしれません。
スエードの場合も同様、起毛感の目が粗い方がよりカジュアルな印象、目が細かい方が上品な印象になります。
加えて、同じ革の中でも子供の牛、大人の牛で革質が異なります。
生後6か月までの子牛＝カーフスキン→キップスキン→カウハイド→ステアハイドのように厚みが増していきます。より上質とされるカーフは、高級紳士靴などでも用いられます。
羊革も同様に、生後1年以内＝ラムスキン→一年以上経過＝シープスキンとなり、ラムスキンは特に滑らかで上質です。
フェイクレザーは有り？
結論から言うと「あまりおすすめしません」。
確かに昨今、動物愛護や環境保護の観点から高級ブランドの「脱毛皮」の流れは進んでいます。アルマーニやグッチなどの高級ブランドのニュースは話題にもなりました。
https://toyokeizai.net/articles/-/256127
しかし、革においては本革を超える素材は出ていないように思います。
フェイクレザーは、ほぼ経年劣化によりボロボロになってしまうんです。
それに比べ本革であれば、使う度に馴染んでいき、劣化も「味」となり楽しめます。
その結果、大量生産、大量消費ではなく、長く世の中に存在することが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
ライダースジャケット・革ジャンの魅力や選び方について説明してきました。
ぜひお好みのジャケットで素晴らしいファッションライフをお愉しみください。
