大人が抑えるべきテーラードジャケット 人気の特徴は?やってはいけないNG行為もご紹介


CATEGOREY

"ALL ENJOY"

大人っぽい男性に欠かせないアイテムの一つ「テーラードジャケット」。
クラシコイタリアでお馴染みの軽い仕立ての物から、英国ブランドの構築的なシルエットの物まで様々。リタリオリブロで人気のジャケットの仕様ややってはいけない事をご紹介致します。
これをチェックして、これまで試したことの無いジャケットと出会えるかもしれません。
ぜひお愉しみください!

テーラードジャケットとは?

テーラードジャケット
(画像は、ラルディーニのジャケット)

まず、テーラードジャケットとはどのような物なのでしょうか?
「テーラード」とは、仕立てることを意味しています。つまり「テーラードジャケット」は「仕立てたジャケット」といった意味を持っています。
よく「ジャケパンスタイル」と言う言葉を耳にしますが、この時着用するジャケットの事。
つまり、一般的にはスーツのようにパンツとセットになっているものではなく、ジャケット単体のことを指しています。

テーラードジャケットの種類

テーラードジャケットには様々な種類があります。
色々な種類を知っておくことで、ジャケット選びにお役立て下さい。

色や柄など生地による違い

例えば、柄だけで見ても、色々なチェック柄や織柄がございますし、素材もウールやリネン、コットンなど多岐にわたります。

フロントボタンの仕様の違い

(画像はダブルブレストタイプのジャケット)

前のボタン合わせが一列になっているシングルタイプや、2列になったダブルブレストタイプもございます。シングルが一般的ではありますが、ダブルを着こなすことが出来れば、より高級感や貫禄、エレガントさを追求できます。

襟の形による違い

(ノッチドラペル)
(ピークドラペル)
(ショールカラー)

襟の形は、一般的なノッチドラペル、先がとがったピークドラペル、ヘチマ襟とも言われるショールカラー、さらに襟の無いノーカラータイプなどがございます。お持ちの服に合わせて、適切なジャケットを選ぶことで、大人っぽい着こなしをすることが可能です。
ただ、基本的にはノッチドラペルのジャケットから選んでおくことをお勧めします。

ジャケットのNG行為

季節を考えない素材選び

どの素材をいつ着ればよいのかわからない。
そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、難しく考える必要はございません。
まず第一に、厚手のニットを夏に着ないのと同じで、快適に過ごせる素材を選べばOK。
お気に入りだからと言って、厚手のウールジャケットを暖かくなってきても使っていると、
「間違えている感」が出てしまいます。同じウールでも薄手のサマーウールや、厚手のフランネル。
また、コットンでも、夏向きのシアサッカー生地から、冬向きのコーデュロイまで様々。
季節に合わせた素材を取り入れることで、お洒落だけではなく、快適にファッションを愉しむことが出来ます。

無茶な組み合わせ

お洒落を追求したいがあまりに、色々な物を盛り込んでしまうのはよくある失敗。
ジャケットの着こなしで言えば、チェック柄のジャケットに、同じように主張の強いチェック柄のシャツを合わせたり、パンツにストライプ柄を合わせてみたりするようなもの。
これでは全体が柄に溢れてガチャガチャしてしまいます。
よってジャケットに柄を採用するなら、シャツやパンツは無地にするなど、全体のバランスを考えたコーディネートから始めることをお勧めします。

上下のワントーンコーデ

ジャケパンスタイルを極める為には、まずはジャケットとパンツの色味に差をつけるようにしましょう。ワントーンコーデと言う言葉がどこかで流行っているからと言って、安易にジャケパンスタイルに取り入れるのは禁物です。
さらに、上下の色が似たものになると、全体がボヤっとした印象になるだけでなく、無理やりセットアップのようにしているのかと思われてしまいます。

だから、まずは王道、「ネイビージャケット×グレースラックス」からのスタートを推奨します。
そこからブラウンのジャケットや、ホワイトパンツ、または柄のあるアイテムを取り入れるなど、少しずつアップグレードしていく感じが面白いと思います。

スーツのジャケットを単体で使用

間違ってもスーツの上だけ着て、ジャケパンスタイルを愉しむなんてことはやめた方が良いですよね。
スーツのジャケットは、一般的に着丈の長さは若干長めになっていたり、ポケットがフラップポケットになっている、さらに肩パットや芯地を強めに入れてかっちりとしているなど、スーツに合わせた作りになっていることがほとんどです。そのため、これを単体で着てしまうと、「なんか間違えちゃったの?」なんて思われてしまいます。それに加え、スーツの上下で使用感に差が出ることで、いざスーツとして着た際に、別の洋服を合わせているように見えてしまう事もございます。

ハンガーなどに掛けない

よっぽどカジュアルなジャケットを除いて、テーラードジャケットは基本的にハンガーに掛けて保管します。型崩れを防止するだけでなく、着用後の湿気の除去やブラッシング時にホコリを落とす際にも役立ちます。さらに、虫食いにもなりにくくなると言われています。

クリーニングに出さない

少し面倒かもしれませんが、定期的にクリーニングに出すことをお勧めします。
なお着用後にそのままにしておくことで、生地の変色や虫食いなどを引き起こすことがございます。
そのため、お気に入りのジャケットであれば特にシーズンが終了したらクリーニングにお出しいただくことをお勧めします。

最近のテーラードジャケット、人気の特徴は?

細身のシルエット

ラルディーニやタリアトーレ、イザイアなど、イタリアブランドを中心に、テーラードジャケットは体に合った細身のスタイルが定番人気となっています。カジュアルな着こなしでオーバーサイズも流行っていますが、大人っぽいジャケットスタイルにおいては、ジャストサイズがマスト。

ストレッチ性

細身であるがゆえに、窮屈にならない快適性が求められます。そこで生地にポリウレタンを使用していたり、ジャージー素材を使用するなど、ストレッチ性を持たせることで、ジャケットとは思えない快適な着心地のジャケットが人気を集めています。

都会的なダブルブレスト

(画像はラルディーニのダブルジャケット)

ダブルのジャケットと言えば、ひと昔前の感覚では「おじさん」の代表アイテム。しかし、昨今のこれは一味も二味も違います。
例えば、エルビーエムやラルディーニ、スティレラティーノなどのブランドのダブルジャケットは、細身で都会的、さらにシングルに比べ華やかさもプラスされており、大人が着こなせば抜群のお洒落度アップが期待できます。

スポーティーな素材

(画像は、マッキントッシュフィロソフィーのポリエステルジャケット)

これまでウールやコットンが一般的な素材でした。しかし夏の暑さなども影響しポリエステルやナイロンなどのスポーティーな素材を使用したジャケットも増えてきています。
見た目は普通のジャケットとほとんど変わらないのに、素材特有の高い機能性を備えており、コストパフォーマンスにも優れている事で注目されています。

本切羽

本格的なジャケットをお召しになるなら、袖ボタンの仕上げは「本切羽」がお勧め。一つだけボタンを外してお洒落に着こなすなど、新たなこだわりをお楽しみいただけます。
誰にも気づかれないかもしれませんが、そんな遊びこそ大人のゆとり。

パッチポケット

(画像は、サルトリオのジャケット)

ジャケットの腰部分に共布を用いて、パッチを貼り付けたように仕立てるポケットの事。主にテーラードジャケットに見られる仕様ですが、一部の遊びを効かせたイタリアスーツにもみられることがございます。例えば、イザイアのCORTINAコルティナやCAPRIカプリなどがこれにあたります。

アンコン仕立て

(画像は、シャマットのアンコンジャケット)

今や必須とも言える仕様の一つ。
肩パッドや芯地などの副資材を極力省き、軽く、より快適な着心地にするために工夫されてできたのが「アンコン仕立て」です。アンコンストラクティッド(unconstructed)の略称。
ナポリジャケットを代表する仕様で、高級ジャケットになると、ジャケットを着ているとは思えない程軽く快適な着心地に驚かされます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ジャケットをいつものコーディネートに取り入れて、大人のファッションを愉しみましょう。
リタリオリブロなら、リーズナブルにお買い求めいただけるだけます。
さらに使わなくなったジャケットのお買い取りも行っております。
ぜひ皆様のご利用をお待ちしております。


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