お洒落度をアップする冬にもおすすめローファー
CONTENTS 目次
はじめに
昨今の大人ファッションにおいて注目度の高いシューズアイテム「ローファー」。
学生時代に履いたっきりの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし今では、男女問わずコーデを上品にまとめてくれるアイテムとして大人気です。
こちらの記事では、ローファーについての説明や、履きこなしについてご紹介致します。
そもそもローファーってどんな靴?
まず、ローファーとは、アッパー部分に靴紐が付いていない革靴の事を指します。
実は、靴紐が無く、他の靴と比べ着脱が楽なことが名前の由来。
英語で「怠け者」と言う意味を持つ「ローファー」と名付けられたと言われています。(英語では“loafer”)
今では、反対ですよね。
なぜなら、ローファーを上手に履きこなしている人こそ、お洒落さんだから。
当時はこのような理由で名付けられたんですね。
ローファーの種類
はじめにイメージするのは学生が履いているコーンローファーではないでしょうか。
この他にも、グッチなどでお馴染みのビットローファー。
または、タッセル飾りの付いたタッセルローファー。
他にも、飾りなどのないバンプローファーなど、様々な種類がございます。
ローファーの特徴
ローファーを象徴する特徴として、まず挙げるのは、モカシンではないでしょうか。
つまり、甲から爪先に掛けてかけてU字にステッチが入っている、あの部分です。
実はモカシンは、合わせモカ、すくいモカ、乗せモカなど製法により名前が異なります。
これにより同じモカシンでも印象が異なるのが面白いところです。
オペラパンプスやスリップオンもローファーのようではございます。
しかし上記を踏まえるとやはり異なるものとわかりますね。
ローファー選びのポイント
まず、どのようなコーディネートをイメージするのかが重要になってくると思います。
例えば、細身で裾丈を短めにしたスラックスに合わせるモダンなローファーの場合。
ベルルッティ「アンディ」、エドワード グリーン「ピカデリー」などが良いかもしれません。
次に、デニムパンツやコットンパンツを使用した、ちょっとラフなコーデの場合。
ジェイエムウエストンの「シグニチャーローファー #180」やジョンロブ「ロペス」、オールデン「99162」などクラシックなデザインも良いかもしれません。
さらに、ワイドパンツやミリタリーなど、重厚感やボリュームのあるコーデに負けないローファーの場合。
パラブーツの「ランス」などが良いかもしれません。
いずれにしても、ご自身のコーディネートに合わせて、最適なローファーを合わせるのがポイントとなります。
サイズ選び
ブランドによって、サイズ感が異なるのが革靴の難しいところ。
もちろん、出来る限り実際に履いて確かめるのが良いとは思います。
しかし、ネットショップが増えている現在、全て実店舗でお買い物をするのも難しいのが本音。
私たちも同様に、インターネット販売を行っております。
その為、出来る限り皆さまのサポートを行っております。
具体的には、スタッフが代わりに履いて確かめたる。
または、お客様の革靴のブランドやサイズを伺いアドバイスを行う。
など、出来る限りサポートさせて頂きます。
もし、実際に履いて確かめることが出来る場合は、着用する予定のソックスを忘れずに!
薄い靴下くらいなんでも大丈夫だろうと甘く見てしまうと、後悔の原因になりますよ。
履きこなしのポイント
お洒落に履きこなすにはいくつかのポイントがございます。
ソックスは忘れずに
まず、ソックスは忘れずに。
「素足履き」なんて言葉が独り歩きしていますが、実際には中にシューズインソックスなどを履いていることがほとんど。
本当に素足で履いている方は少ないのではないでしょうか。
素足で履くと、足の水分がダイレクトに靴に伝わってしまう為、蒸れや汚れなどシューズのコンディション悪化を早めます。
さらに、スレなどにより皮膚のケガなどの原因にもなります。
脱ぎ履きは丁寧
次に、脱ぎ履きは丁寧に。
スリップオンのように簡単に履ける靴です。
しかし、買取査定額が下がる理由の一つに、ヒールカウンターの型崩れ、履き口部分のスレなどが挙げられます。
つまり、靴ベラなどを利用して美しく履くことで、靴の寿命を延ばすことが出来るという事。
サイズ感を大切に
最後に、カポカポしないサイズ感で。
歩くたびにかかとがカポカポと外れてしまうのは、サイズが合っていない証拠。
このまま履くと、かかとを擦り減らせる原因にもなります。
もし少し気になる程度であれば、かかとの内側やタンの裏にパットを貼ることで、サイズ感を調整することが出来ます。
加えて、ソックスが脱げてしまう事も良くありますよね。
脱げにくいソックスを買うのはもちろんですが、それと同時に、かかとに保湿クリームを付けたりするのも効果的です。
乾燥する季節なので、ついでに足首もしっかり保湿しておきましょう。
お洒落な靴を履いているのに、足首がカサカサじゃ少し格好悪いですよね。
おすすめのブランド
では、リタリオリブロのオススメするブランドをご紹介して参ります。
①JOHN LOBB|ジョンロブ
世界最高峰ブランドの名を欲しいままにしている「JOHN LOBB(ジョンロブ)」。
ジョンロブは、ロンドンでは1866年から、パリでは1902年から 紳士用の高級ブーツやシューズを作り続けています。
時代を超越した職人技や質の高いサービス、追及されたスタイルなど、 その豊かな伝統的遺産は、現在も世界中で人々を魅了しています。
1976年にエルメス傘下となったことで、さらに世界的なブランドへと成長しています。
名作ローファー「Lopez(ロペス)」がございます。
②EDWARD GREEN|エドワードグリーン
世界最高水準の英国シューメーカー「EDWARD GREEN(エドワードグリーン)」。
1890年英国で創業しました。
1983年イタリアで靴デザイナーをしていたジョン・フルスティック氏が再建。
機械製ながら少量生産・品質重視の経営指針を打ち出し、アンティーク加工による仕上げや豊富なラストによる追求されたフィッティングなど他の英国靴のメーカーとは一線を画す存在です。
代表的ローファーとして、画像の「DUKE(デューク)」や「PICCADILLY(ピカデリー)」がございます。
③J.M WESTON|ジェイエムウエストン
JMウエストンの創業は現在から100年以上も前の1891年になります。
創業当初にはJMウエストンの名はなく「ブランシャール」として創業しました。
JMウエストンの名がついたのは、その後1927年のパリに直営店を構えたとき。
創業当初よりこだわったのは靴に使用される革の素材・作り・履き心地。現在も代名詞となっているのが「JMウエストンの靴は10年履ける」というもの。
履き心地を実現する為にJMウエストンでは4ミリ毎にサイズを用意しています
またワイズも常時6-7揃えると言うこだわり。
その後さらに大きな転機を迎えたのはフランスでも有名で著名なレディースシューデザイナーであるミッシェル・ペリーを迎えたことにある。
それまでに培った伝統の靴作りの製法を大事にしながらも「綿密・巧妙・スタイリッシュ」というキーワードがまさに当てはまるニューシリーズコレクションを発表した。
JMウエストンではベルトや・革製品などのラインナップもありこの名門靴ブランドは現在も大変人気が高く、世界中に愛用者がいる靴ブランドのひとつです。
名作ローファー「シグネチャー180」がございます。
④Paraboot|パラブーツ
1919年、靴職人レミー・リシャール・ポンヴェールが、滞在先のアメリカで入手した1足のラバーで覆われたブーツとともにフランスに帰国。
その靴をヒントに、ブラジルのパラ港から輸入されていた天然ラテックスを底材に使用した靴を作り始める。
ブランド名に輸出港の名を取って「パラブーツ」と命名。
そのパラゴムを原料として独自のゴム合成法を開発。
堅牢かつ履き心地の良いオリジナルのラバーソールの靴は、ワークシューズとして高い支持を得ます。
代表作、「シャンボード」(CHAMBORD)は特に有名です。
代表的なローファーとして、「REIMSランス」がございます。
⑤ALDEN|オールデン
ALDENは1884年アメリカ北東部・マサチューセッツ州ミドルボローでチャールズ・H・オールデンにより創業されたシューズブランド。
当初からカスタムメイドでのシューズやブーツづくりで定評を得、世界大恐慌や第二次大戦を経て、同業他社が低コストの大量生産や工場の海外移転に走る中でも、高級靴や整形外科的な見地から設計した矯正靴の少量生産に徹し続けています。
ホーウィン社の最高峰コードバン(馬革)は形状記憶の性質を持っています。
履いていく程にその人の足に沿った形に変形していくという特徴をもっています。グッドイヤーウエルト製法独特の中底が沈み込む性質と融合する事によって、「世界に一足しか無い」自分の足に合った靴として成長していきます。
画像の「986」や「99162」などの名作ローファーがございます。
⑥Berluti|ベルルッティ
フランスを代表とする最高級靴ブランド「Berluti(ベルルッティ)」。
ラッタンジ、ジョンロブらと並び最高峰ブランドの名を欲しいままにしております。
ボティエ(靴職人の意)たちによる卓越した伝統技術と、現代のエグゼクティブ紳士の足元を飾るにふさわしいデザインとが融合した靴の数々を発表しております。
門外不出のヴェネチアンレザーを使用し、靴をはじめバッグや革小物など、ベルルッティの世界観は多くのアイテムで表現されています。
名作「Andy(アンディ)」がございます。
⑦F.LLI Giacometti|フラテッリ・ジャコメッティ
フラテッリ ジャコメッティは、イタリア北部のドロミテ、アルプスを眺めるVENETO(ベネト)地方に残るブランドです。
この地方には、農業、登山用に向けたノルベジェーゼ製法に代表するハンドメイドシューズの深い歴史が在ります。
地域に根付いたハンドメイドによる靴づくりは、スポーツの世界で進化を遂げて行く一方で、F.LLI GIACOMETTEIはハンドメイドシューズの文化を継承してきました。
そして現在、この土地に残る唯一の紳士靴メーカーとして、世界マーケットに向け多くの一流ブランドの生産を担っています。
手間をかけることを惜しまず、イタリア内外の高級タンナーとの太いパイプラインをいかしたクオリティーの高いマテリアル。マ
ニアックな靴づくりは個性ある新世代にハンドメイドクラシックシューズを提案します。
画像の「FG562」などがございます。
⑧FERRANTE|フェランテ
1875年ナポリで高い技術を持った靴職人ルイジ・フェランテ氏が創業。
イタリアの高級洋服店で見られるようになった”FERRANTE”は、技術と高品質素材の発展を続け美学を追うのみならずテクノロジーとエコロジーを通して世界中で人気を博しております。
本国ではクラシカルなビジネスシューズも取り扱っていますが、日本ではモダンなテイストのスリッポンシューズを主体で取り扱されています。
画像の人気モデル「ISEO(イセオ)」がございます。
おまけ
⑨ADRIAN|アドリアン(ソックス)
「進化し続ける素材がもたらす履き心地、完成された形状」がコンセプト。
1990年にイタリアにて設立された靴下専門ファクトリーブランド。
長年に渡り培った技術と、進化を続ける新しい素材、デザインを取り入れることで、新しいソックスを提案しています。