
なぜこのコーデは大人っぽく見えるのか?|クラシコイタリア流・40代からの着こなし解説

「同じような服を着ているのに、なぜか大人っぽく見える人がいる」
その違いは、センスや体型ではありません。
実は選び方と整え方に、はっきりとした理由があります。
本記事では、これまで撮影してきた実際のスナップをもとに、
40代以降の男性が“自然に大人っぽく見える”コーディネートの理由を、
クラシコイタリア的な視点から紐解いていきます。
CONTENTS 目次
色数を抑えているから、大人っぽく見える
まず最も分かりやすいポイントが色数です。
大人っぽく見えるコーディネートの多くは、2〜3色以内で構成されています。
重要なのは「地味にすること」ではなく、
色を増やさず、濃淡で表情をつけること。
例えば
- ネイビージャケット × グレースラックス
- ブラウンジャケット × ベージュパンツ
といった配色は、一見シンプルですが、
色同士が喧嘩せず、視線が自然に流れます。
「スナップ実例:色数を絞った大人コーデ」












実際、スナップで感じるのは、
色数が多いほど「説明的」になり、
色数を抑えるほど余白が生まれるという点です。
この“余白”こそが、大人っぽさの正体と言っても過言ではありません。
素材に“静かな主張”があるから品が出る
次に重要なのが素材感です。
大人っぽく見えるコーディネートは、素材が決して前に出すぎません。
ポイントは
- 光沢が強すぎない
- 近くで見たときに表情が分かる
- 触れたくなる質感がある
ウール、リネン、レザーなど、
クラシコイタリアで好まれる素材は、
「遠目では控えめ、近くで見ると美しい」という共通点があります。
逆に
- 不自然なテカり
- 化繊感が強い素材
は、どうしても軽く見えやすく、
結果として若作り・安っぽさにつながりがちです。
「スナップ実例:素材感で上品に見せる」












あくまで主張は静かに。
それが、大人の品を作ります。
シルエットが体型ではなく「姿勢」を作っている
大人っぽく見える人ほど、
「細く見せる」ことを目的にしていません。
重要なのは
立ち姿が整って見えるかどうか。
具体的には
- 肩線が合っている
- 着丈が短すぎない
- パンツが細すぎない
「スナップ実例:立ち姿が整うシルエット」












これらはすべて、体型を隠すためではなく、
姿勢を美しく見せるための設計です。
実際のスナップでも、
極端にタイトな服より、
適度にゆとりのあるシルエットの方が、
結果として大人っぽく、余裕のある印象になります。
クラシコイタリアが「足し算」をしない理由
クラシコイタリアの装いには、
共通して過度な「足し算をしない」という美意識があります。
- アクセサリーは最小限
- 柄×柄は避ける
- 主役はひとつまで
「スナップ実例:足し算をしない」












これは決して保守的なのではなく、
語りすぎないことが美しいという考え方です。
服が主張しすぎると、
人そのものが見えなくなってしまう。
だからこそ、引き算を重ね、
“その人らしさ”が自然に浮かび上がる装いを目指します。
Ritaglio Libroが目指しているのも、
トレンドを追うスタイルではなく、
長く違和感なく続く装いです。
まとめ:大人っぽさは再現できる
最後に、ポイントを整理します。
大人っぽく見えるコーデの条件
- 色数は3色以内
- 素材は静かに語るものを選ぶ
- シルエットは姿勢を整えるためにある
特別な服や高価なアイテムは必要ありません。
選び方と整え方を少し変えるだけで、
装いの印象は確実に変わります。
これまで紹介してきたスナップも、
すべてこの考え方の延長線上にあります。
ぜひ、ご自身のワードローブを見直すヒントとして、
取り入れてみてください。






