ビジネスで履きたいブーツはコレ!
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仕事でブーツは履いてもいい?
お洒落が楽しい秋冬シーズンですが、そもそもビジネスでブーツって履いて良いの?という疑問が湧きます。結論から言うと、「ブーツを履いても全く問題ありません」。
ただし、どんなブーツでもOKな訳ではありません。次に、実際にビジネスで履けるブーツのデザインをご紹介します。
ビジネス用ブーツの種類
エレガントなデザインを選ぶこと
「足元を見る」「お洒落は足元から」という言葉があります。つまり、コーデにおいて靴はとても重要ということ。特にビジネスシーンでは、相手に敬意を払う装いが望ましい。だから、シーンに合ったエレガントなブーツを選ぶ必要があるのです。
また、エレガントなブーツは、”3つの要素” が大切。ひとつめは「装飾が少ない」。ふたつめは「すっきりしたフォルム」。みっつめは「品の良い素材」。これらが揃ったものが、エレガントなブーツです。次に、具体的にビジネスで履きやすいデザインをご紹介します。
サイドゴアブーツ
ひとつめは側面にエラスティックを配した、シンプルなデザインのサイドゴアブーツ。余計な装飾を省いたからこそ、上品かつエレガントな雰囲気を醸し出してくれます。また、履き口も細くなっている為、パンツのシルエットを損なわないのもポイントです。
チャッカーブーツ
ふたつめの外羽根のチャッカーブーツもビジネス向きです。オールデンやクロケット&ジョーンズでよく見かける定番スタイルです。上品でありながらカジュアルにも使いやすいと、幅広い年代から支持を集めています。ただしボリューム感があるものは、カジュアル色が強くなりますので注意が必要です。
カントリーブーツ
最後に、トリッカーズ等のブランドでよく見かけるカントリーブーツ。中でもウイングチップはカジュアル感が増す為、ジャケパン等のスタイルがベターです。よりシンプルで、かつブラック単色を選べば違和感なくコーデできます。そもそもアウトドア由来の一足なので、原則カジュアルブーツとお考え下さい。
ビジネスNGのブーツ
ゴツいブーツはNG
次に、ビジネスに不向きなブーツをご紹介します。例えば、ボリューム感のあるブーツ、コバが張ったブーツ、厚手のソールを用いたブーツ。実は、こうしたデザインのブーツはカジュアル色が強くなる為、ビジネスには不向きです。同様に、登山用のマウンテンブーツや労働者由来のエンジニアブーツ、デザイン色の強いポインテッドトゥのブーツ等もお勧めできません。
また、黒と茶以外の色はスーツに合わせにくい為、控えた方が賢明です。
おすすめの素材 3選
アッパーの素材によっても、印象が大きく変わります。例えば、エキゾチックレザーや型押しレザーは、ビジネスに適さない場合もあるので要注意。ここでは、失敗しない3つの素材をご紹介します。
カーフ素材
最初に、失敗が少ない素材がこのカーフ素材。きめ細かなタッチのカーフ素材は、それだけで上品な印象を醸し出してくれるのでおすすめです。さらに、お色はブラックが定番ですが、ブラウンも濃い目の色であれば、上品さを損なわずに洒落感を与えてくれますよ。
スエード素材
次に、一回りカジュアル感のあるスエードも、ブーツに合う素材としておすすめです。起毛感のあるが温かみを感じさせるので、冬のコートやツイード素材とも高相性。しかし、本来カジュアル色が強い素材の為、公の場では控えた方が賢明です。
コードバン素材
最後に、オールデンが得意とするコードバンがおすすめ。農耕馬の尻からとったコードバンは、強いコシがある形状記憶の皮革。その美しい光沢感や独特の重厚感がブーツによく似合います。しかし、水に濡れると水ぶくれのような跡が残ってしまうのが難点です。それゆえに、まさしく晴れの日にお使いいただくのがベターですね。
まとめ
ビジネスシーンでブーツを履くことは、防寒性と共に、季節感のあるコーデが出来上がるメリットがあります。確かにブーツは難易度が高めですが、基本的なルールさえ守れば決して難しくありません。
- ルール1 エレガントなデザインを選ぶこと。基本はサイドゴアブーツとチャッカーブーツ。
- ルール2 素材はカーフ、スエード、コードバンに絞る。エキゾチックレザーや型押しはNG。
- ルール3 ゴツいブーツは選ばない。色は黒or茶に絞る。
このように上記のルールをしっかり守れば、大きな失敗することはありませんよ。
冬のビジネスシーンを温かに、そして素敵に変えれるチャンス。是非チャレンジしてみてください。