ひび割れソールの名革靴が、最高の復活を遂げました！ソールの修理
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今回のシューズ
革靴の修理やオールソールって聞いたことあるけど、よくわからないですよね。
革靴もスニーカーも、長く履いていると傷んでしまう事がございますよね。
今回は、実際にソールがひび割れてしまったシューズについてのご紹介です。
こちらのシューズは、英国を代表するシューズブランド、CHEANEY（チーニー）の一足。
ウィングチップ（フルブローグ）で仕上げた上品なモデルです。
カラーはTARN SUEDEで、グレーとベージュを混ぜたようなカラー。
玄人好みの雰囲気を纏っています。
ソールは、ダイナイトにも似た雰囲気を感じさせる、ITSHIDE（イッツハイド・イッツシェイド）ソールを採用しています。
軍用にも利用された高機能なソールになります。
シューズに見られた状態
まず、全体的に目立った使用感も無く、綺麗なコンディション。
しかし、ソールをよく見てみると。
ソールに細かなひび割れが発生しております。
しかも、ソールを軽く曲げてみると、全体に広がっていることがわかります。
これは、時間の経過と共にソールのラバーが硬化してしまったことが原因です。
このままでは、履く度にさらに症状が悪化してしまうような状態でした。
しかし、これだけ素晴らしいシューズを簡単に手放すのも寂しいところ。
皆さんならこんな時どうされますか？
こんな時どうする
廃棄してしまう
こちらを選ばれる方が多いのではないでしょうか。
確かに靴を購入した時に7～80000円位したとは思いますが、そこに修理代15000～20000円をかけることを考えると、致し方ない選択かもしれません。
しかし、英国靴でみられるグッドイヤー製法の靴は、長く履けることが最大の特徴。
ソールやヒールを交換しながら、何十年も履くことが出来る設計となっています。
イタリア靴でよく見られるマッケイ製法の靴と比べると、その耐久性の高さは明らかです。
このように靴が作られている背景まで考えると、捨ててしまう事が何とも寂しいですね。
売却する
次に思いつくのは、売却という選択肢。大切にしてきたし、丁寧に作られているから、どうにかして物を残してあげたい。
その気持ちは皆さんもありますよね。
ソールの割れがあることから、買取店によってはお断りされてしまいます。
リタリオリブロなら状態も考慮してお買取りさせていただきます。
確かに購入時は高価なお品であったことは確かです。
でも、捨ててしまう事より、少しでもお金に換えることで罪悪感のようなものからも解放されますね。
修理する
もし、まだ使いたいと思ったときは、お直し店で修理を依頼することを検討しても良いかもしれません。
今回の場合は、ソール全体を交換する、いわゆるオールソールを行います。
ちなみに、修理店によっても異なりますが、20000円前後でオールソールできると思います。
また、修理を行う際は、しっかりとした技術のあるお店にお願いすることをお勧めします。
口コミや知人の紹介などがあれば安心です。
修理をするならここでしょ！
修理をしたい！
でもどこにお願いしたら良いかわからない。
そんな方は、リタリオリブロも度々お世話になっている、リファーレさんをお勧めいたします。
リタリオリブロと同様に宅配も対応しておりますし、何よりも技術が素晴らしいので安心です。
こちらの画像は、恵比寿店になります。
ちなみに、こちらの記事は広告等ではございません。
純粋にお勧めしたいお店として、ご紹介しております。
オールソールしたらどうなった？
今回もやっぱりリファーレさんに修理をお願いしました。
19000円程の修理費用で、ご対応頂きました。
その結果、どこが修理している部分なのかもわからないくらい、自然に仕上げていただきました。
オールソール後も元々のソールと同様ですね。
このソールは、凹凸が中央付近に集まっていることで、横から見た際のコバの厚みが軽減されるので、とてもシャープな印象なんですよね。
これなら安心してあと10年履けそうですね。
まとめ
今回は、革靴のソールが傷んでしまったらどうするべきかを考えてみました。
革靴は長く履いていると、キズがついたり、紐が切れたり、濡れてしまったりと、様々なトラブルが発生します。
しかし、そんな事に一喜一憂するのではなく、まずは広い心でメンテナンスを愉しんでいくことも大切だと思います。
まさにわが子を育てるかのように。
その為にはオールソールをはじめ、ある程度の知識を持っておくことも重要ですね。
そして、本当に手放す時が来た時も、大切にしてきた靴を出来る限り残していくことを選んで欲しいと思います。
きっと同じ想いで、靴を大切にしてくれる方が居るはずです。
ぜひ、皆さんも物を長く使い続けるライフスタイルを愉しみませんか？
