メンズ「カジュアルスーツ・セットアップ」の特徴や、着こなしのポイントなどを解説

堅苦しくなく、気軽な雰囲気を楽しめるメンズのカジュアルスーツ。セットアップと言われることもあります。オフィスだけでなく幅広いシーンで活躍することもあり、最近は、ビジネス用と両方を揃えている方も多いようです。
そこでここでは、メンズ「カジュアルスーツ・セットアップ」の特徴や、着こなしの注意点などをご紹介します。
ついついやりがちな着こなしの失敗なども取り上げているので、メンズの「カジュアルスーツ・セットアップ」をお探しの方は、ぜひご一読ください。

オフィスからパーティーまで活躍するメンズのカジュアルスーツ

カジュアルスーツの最大の特徴は、高い汎用性。
最近は、オフィスでもノーネクタイスタイルが浸透していることもあり、ビジネスシーンでもよく見かけますよね。
さらに、きちんとしたカジュアル感を演出できるので、結婚式の二次会など、ちょっとしたパーティーや、お洒落なレストランでのディナーにも大活躍。
足元にスニーカーなどのカジュアルな靴を合わせれば、オフの日のお出かけにも使えるので、一着あると、とても重宝します。

ビジネススーツとの仕立てやデザインの違い

ビジネススーツとの違いで顕著なのが、「軽い仕立て」である点。
裏地だけでなく、肩パッドや芯地などの副資材も極力省いた一枚仕立てが基本となっているので、ビジネススーツのようなピシッとした堅苦しさがなく、自然にリラックスした着こなしができます。

また、ポケットのデザインでカジュアル感を演出しているものが多いのも、カジュアルスーツの特徴。
ビジネススーツは、フラップと呼ばれるフタ付きのポケットが基本。
一方のカジュアルスーツは、本来はワークウェアなどに用いられた、ジャケットの腰部に共布をパッチのように貼り付けた「パッチポケット」を採用しているものがほとんどです。

人気のストレッチ生地など、カジュアルで機能的な素材が特徴

使われている素材についても、ビジネススーツとカジュアルスーツでは大きな違いがあります。
ビジネススーツは、主に梳毛などの繊細なウールなどが使われ、適度に光沢があり、品のある風合いの生地が一般的。
カジュアルスーツは、主にコットンやポリエステル、ナイロンなど、フラットな表情の生地が使用されることがほとんどです。
ストレッチ性に優れ、皺になりにくいものが多いため、出張や旅行など長時間着用するときにもとても重宝します。

さらに、リネンなどを用いたリラックス感のあるスーツは、リゾート地に来たような着こなしが可能で、大人の方にはおすすめです。

おしゃれな着こなしのための、おすすめポイントと注意点

カジュアルスーツは、シンプルなシャツだけではなく、柄のあるカットソーやシャツとの着こなしを楽しめるところがポイント。
インナーは、春夏はカットソー、秋冬はタートルネックやVネックセーターなど、季節に合わせて異なる素材の着こなしを楽しめます。
着こなしの注意点は、ジャストサイズを選ぶこと。
「楽ちんだから」とオーバーサイズのものを選ぶと、だらしなく見えるため、オフィスでの着用が難しくなってしまいます。
パンツの裾も長すぎず短すぎず、ノークッションで穿けるよう調整しましょう。
また、カラーバランスを整えた着こなしを意識することも重要。
たとえばダークカラーのスーツのインナーに、派手な色合いのカットソーなどを合わせると、コントラストが強くなり悪目立ちしがちです。
大人っぽくカジュアルスーツを着こなすためには、同系色でまとめることがポイントです。

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